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勝負の怖さ

「19日行われた東京国際女子マラソンで、連覇を狙った
 高橋尚子選手(34)は優勝した土佐礼子選手(30)ら
 に敗れ、3位に終わった。5月から半年間の米国・
 ボルダー合宿中に左ふくらはぎを痛めた。体調不良も
 あり、最後の1カ月は満足に走り込めなかった。
 この日も痛み止めの薬を飲んでスタートラインに。
 30km過ぎまで土佐 選手についていったが、限界だった。
 【28km過ぎから足がしびれ、どうしようと思っている
 うちにガタガタときてしまった。37kmの表示を見て、
 まだ5kmも、と思った】。31km付近から土佐選手に
 置いていかれ、 39km過ぎには尾崎朱美選手(29)にも
 抜かれた。
 2時間31分22秒。初マラソンを10秒上回るだけの、自身
 2番目に悪い記録。【何を言っても言い訳にしか聞こえない。
 実力不足だった】と敗戦の弁。」

シビアだけれども、同じ気候条件、同じ道を一緒に走って、
土佐礼子選手は結果を出し、高橋尚子選手は結果を出せなかった。
厳しいがこれが勝負の世界・・常に万全でいる難しさ・・。
松野明美選手は1995年(27才)、増田明美1992年(28才)、
有森裕子選手ですら2001年(34才)、でレースを引退して
いるから、正直、年齢の危惧もあるのかな?
本人は否定するだろうけど・・。
でも、高橋尚子選手はあんなに離されていたけど、土佐礼子
選手のようにいつも苦しそうな顔でなく、いつも余裕がある
感じの走りなので、きっと最後、

「ロケットスパート」

で抜き去りそうなオーラは醸し出していた。やっぱりその辺
はさすがだ。(゚-゚)b
水族館の帰りの電車の中で、おじさんが読んでいた夕刊フジ(?)
をふとのぞき込んだら、

【高橋尚子、やめたくてもやめられない。ファイテンとの
 契約・4年契約で契約金推定6億円があと3年残っている】

みたいな記事があって、うひゃ〜大変だ!37才まで走らない
といけないんだ・・と思ったが、北京オリンピックには、
その年齢になっちゃうんですよね。考えてみるとすごい事で・・。
その中で今までの記録よりも上を狙わないといけないんだから、
今度は年齢とも戦っていかないといけないんだから、今まで
以上に厳しい・・。