実は「下町ロケット」以来、なかなかの
ジェットコースタードラマが始まった！と
久しぶりに毎週楽しみにしていたドラマ
「テセウスの船」・・(*^^*)
結果、こんなドラマに3か月も付き合わ
されて、 ひどい結末を見せられた最悪の
ドラマだった・・凸(-""-)
最悪なオリジナル真犯人の事は横に置いて
おいて、何が酷いって、この作品は作品の
中で何も回収しないのだ・・。
次々と起る色々な事件を誰がどのように
やったのか？だとか、色々な不思議な事が
起るのに、殆どの謎が誰がやったのか？
わからないのだ・・。
で、それを知りたきゃ
「パラビで犯人の日記大公開編を観ろ！」
というパラビを知ってもらう、体験して
もらう事ありきで作られているのだ・・。
ふざけんな！つうの！
てか、そもそもパラビで回収して真相が
わかるって、ドラマを理路整然と見ている
視聴者に対して大変失礼であり、ひとつの
作品として「全くのクズ」でしょ。。
こんな登場人物のほとんどを怪しさだけ
徹底的に怪しくして、結局誰が何をした
のかわからない。
その上、当初、真犯人に関しては知恵遅れ
気味のような冴えない人間である伏線しか
感じ取れない描写をされていたのに、最後は
色々な人の心を先読みし、複数に展開させる
緻密な犯罪をやる程の凄まじい頭の良い人物
に大変身する・・。
そうした「頭の良さ」の持ち主である伏線が
どこかにでも張られていたなら納得もするが、
伏線も張らず、真犯人をラストに突然強引な
展開の上にいきなり持って来る脚本なんて
素人でも作れるでしょ？
その証拠に、最後の佐野文吾を殺害する計画
は、あそこまで緻密な計画から一転して、
凄まじく頭が悪い雑さ加減で、あれこそが
ドラマ内での真犯人の姿そのもので、結局は
この真犯人はバカなのか？頭が良いのか？
本編だけでは全く分からねえ・・。
そりゃ、パラビで回収する作戦だからこう
なったという言い訳で、結局描きたかった事
は真犯人のトリックでなく、タイムスリップ
で死んだ「田村心」は、最後の温かい佐野家
でおめでた報告をしている「佐野心」なのか？
それとも違うのか？だから「テセウスの船」
なんだ・・という本筋なのはわかっているが、
今や放送界ではサイドストーリーで描く事は
「流行り」の手口なんでしょうが、こんな
ドラマの作り方してたら、日本のドラマなんて
みんな観なくなるぜ・・┐('～`；)┌