今回は業界ネタ。
業界最大手の「タカラベルモント」が企画して
いる積立制度「ユメイク」というものがある。
これは、毎月任意の金額を積み立て、
積立回数や金額に応じて、金利の代わりに
「タカラベルモント」製品の割引率が
上がっていくという仕組みだ。
一般の人にとっては全く関係がないが、
我々からすれば、銀行金利が低いこの時代
にはなかなか魅力的な商品であったりする。
自分ももちろん利用しているが、以前は
この積立金を製品を設置する工事費など
にも使う事ができた。
しかし現在は、工事費には使えなくなって
しまい、魅力がやや薄れていた。
そんな中、今年の10月からの制度改正は、
正直な所「なかなかエグい」というか
「知らないと怖い」内容になっている。
これまでは、積立終了後に
「3年以内有効の商品券」
が発行され、使わなかった場合でも
「手数料(500円+130円×引落回数)を差し引いて返金される」
という仕組みだった。
しかし、10月以降は
「返金等の対応は一切行わない」
に変更される。つまり、
「積立完了後に3年間で使い切らないと、ただの紙切れになる商品券」
になるという事だ。
もちろん、3年間で使い切る予定の方には
何の問題もないが、もし使い切れなかった
場合は、その金額がすべて無駄になる。
一応、タカラベルモントに問い合わせた所、
「現時点では、そのような厳しい対応に
なる事はないので心配はいらない」
との回答をもらった。
ただし、これはあくまで従業員の話であり、
会社の経営者が交代したり、経営方針が
変わったりした場合には、法律上は改正後
の条件に従わざるを得なくなる可能性が
あるという。
従って、当然ながら口約束ではなく書面で
「今後も返金対応を行う」といった確約を
得る事はできないか?という問いに関しては
「できない」との回答だった。
ま、約款がそうなっている以上当たり前だ。
ただ会話の中で恐らくこれは、積立金を
使い切らずに店舗を閉じてしまったり、
契約者が亡くなったり、行方不明に
なったりした場合のための条項ではないか?
とは個人的には感じた。
しかし法律的には
「使用しなかった場合、3年後には紙切れとなり全額が無効になる」
事が確定事項である。
約款を信じるか?タカラの善意を信じるか?
これは個人の判断に委ねられる。
とはいえ、既にユメイクを積立ている、
商品券が発行されている、以前使いきれ
なくてお釣りの商品券を保持している、
既に使わずに商品券が3年経って
しまっている方は、あと3ヶ月の内に
何らかの決断を迫られる事になる・・。
その後知らなかったと言っても、そのまま
新しい制度が適用されますので老婆心ながら、
ご注意を・・。