「Pokémon Trading Card Game Pocket」
(以下、「ポケポケ」)が2024年10月30日に
リリースされた。
報道によると、12月12日までに全世界で
累計6000万以上ダウンロードされ、1ヶ月
経たずしてポケモンGOの収益を抜き去り、
ある会社の分析では、1カ月後の11月29日
には収益が2億800万ドル(約311億円)
に達し、大ヒットゲーム『原神』を超えた
と推定されており、すでに大ヒットゲーム
の兆しが見えているそうだ。
自分の感覚で考えても、ポケモンGOは
リリースから8年が経過し、土日休みで
3時間ほど暇な人間しか特別なイベントに
参加できないようになっている。
新しく始まった「キョダイマックス」も
都会で人が集まる場所でしか楽しめない
システムになってしまい、企業として
利益を追求するのは仕方ないとはいえ、
「一番儲かるユーザー」
「参加が多い曜日のユーザー」
を優遇する傾向が強まっている。
その為、平日休みの自分の様なユーザーは
飽き飽きしていた所に、この「ポケポケ」
が登場した・・。
タイミングは抜群だと感じる人は多い
のではないだろうか?
実際、周囲の「らしき人」に聞いてみると、
殆どの人が既にプレイし始めている・・。
とはいえ、ポケモンGOの時と同様に、
多くの人が様子見で
「ひとまず始めてみた」
という段階ではあるんでしょうけどね・・。
内容についても、毎日5枚入りパックを
2つ開封できる仕組みだ。
単純計算すると、無課金でも1年で
3650枚手に入る事になる。
リアルでは1パック180円らしいので、
枚数的にも金額的にも充分なサービス条件だ。
リアルのカードゲームでは50枚でデッキを
組むそうだが、ポケポケでは20枚で闘う為、
自分の様なカードゲーム初心者でも
把握しやすい内容になっている。
また、ポケモンGOのGOバトルリーグでは、
リアルタイムで相手の動きを判断し、技の
発動時間や相性を瞬時に把握しなければ
勝つのが難しいが、ポケポケでは将棋の様に
じっくり考えて対戦できる。
まだ対戦が不安なユーザーにはオート機能も
付いており、それを眺めながら対戦方法を
学ぶ事も出来、初心者でも心地よく楽しめる。
ただ進めていくと、そこはやはりカードゲーム。
コレクションを楽しむのは良いが、当然ながら
レアカードは簡単には手に入らない。
同じカードばかりが出てくる事に
「またこれか・・」
という気分に陥ってしまう(笑)
でもそこもフォローされる様に作られている。
例えば「ゲットチャレンジ」・・他のユーザー
が開封した5枚から1枚をお裾分け・・と思って
いたが、それではストーカーの様に相手に
張り付いていれば相手の手に入れたカードを
いつも知る事ができてしまう為に、そこは
運営側も手持ちのカードとシャッフルして
分からない様に5枚を提示してくれているのも
流石のフォローアップである・・。
またその「ゲットチャレンジ」をさせて頂いた
相手には「ありがとう!」をするボタンがあり、
それを押すと相手にショップで使えるチケット
を送れるのも、なかなか良いシステムだ。
さらに「闘う」となると、カードが豊富な方が
有利になるのは当然だ。
全員が無課金環境であれば、カードの種類が
足りない中で工夫しながら闘う面白さがあるが、
そこは商売・・課金ユーザーが先行して有利な
デッキを作り、ネットには「勝つ手法」が
次々と公開される。
その結果、1カ月半経った今では「勝ちパターン」
が確立されてしまい、その環境が整っていない
ユーザーは勝ちづらくなり、人との対戦は
急につまらなくなってしまった。
やはり、人間はわがままで勝てないゲーム程、
面白くないものはないからね・・(笑)
特に、既に「後攻が有利」で「コイントスの
結果で勝敗が決まる」といったバランスの悪さ
が指摘されている。
更に20枚という少ない枚数では、大逆転が
起こりにくい事も分かってきた。
これらが今後、大きな不満になっていくのでは
ないだろうか?
ただ、運営側もその点は考慮しているようで、
人との対戦以外に、階級別のAI対戦や
イベントAI対戦が用意されている。
その為、自分のようなライトユーザーでも
退屈せずに遊べるのはありがたい。
さて、今後どうなるのか?
ここからが運営の腕の見せ所だろう。
現在の環境を修正できるのか?は分からないが
「拡張パック」が12月17日に発表され、来年
1月にはカードのトレード機能が追加される
予定だ・・。
しかし、すでに2万枚以上獲得しているユーザー
もいるようで、課金勢は「拡張パック」も
一瞬で集めてしまうだろう。
また、本気でカードゲームをしている人は
リアルな方が楽しいそうなので、そうなると、
ライトユーザーが、ただカードを集め続ける
ゲームにしかならず、「メインゲーム」として
の地位を確立するのは難しいかもしれない。
今後の展開を、上から目線で「お手並み拝見」
と眺めていたい(笑)


































