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地球温暖化対策という名の暴力(前編)

【地球温暖化を防ぐ】という錦の御旗の下【エコ】を叫ぶ・・。
その割に、この国も、人間達も【地球温暖化を防ぐ】という事に
本気ではないのに、薄気味悪い空気が流れている。
先日の「今シーズン・ラストスキー」の時にもちょこっと
最後に触れたが、その証拠に、この春に実施されている

【高速道路1000円】

の政策・・。
あれ?【地球温暖化を防ぐ】んじゃなかったの?(笑)
国民全員を車に乗せCO2を出しまくりなさい!といわんとばかりの
政策・・そう、完全にダブルスタンダードである。(あくまでも
CO2の増加により地球温暖化になるという理論に基づいた場合。
実は、本当にCO2が減少したら温暖化しないのか?については、
誰にもわかっておらず、あくまでも予測なのだ。今や、寒冷期に
移行し始めているという学者もいるので、自然に地球自身の力で
温暖化は無くなる可能性も秘めていて、もしかしたらがんばって
やっている温暖化対策というのは、この先に起こりうる寒冷化を
急がせてしまっているとんでもない行為かもしれない・・という
話もきちんとある事をお忘れ無く!)本気で【地球温暖化を防ぐ】
事を考えているのならば、【高速道路1000円】になどしている
場合ではない。真っ先にやるべきは、石油を使いまくる自動車を
作らない事・・乗らない事である・・。
自動車は作る課程でもたくさんのCO2を出すのだし、乗っている
限り、永遠にCO2を吐きまくる元凶の最悪のものなのですから、
真っ先に規制しなければいけない。
自動車を乗っている人間が【地球温暖化を防ぐ】と語るならば、
完全な偽善である。すると、自動車を乗って【地球温暖化を防ぐ】
と唱える側はこう話をすりかえるのだ。

【話が極端すぎる。自動車を作らないとか、乗らないとか、今の
 日本や世の中においては、そんな事は無理だから仕方ないのだ】

ああ・・なんだ!ちゃんと気付いているんじゃないですか!(笑)

【そんな事は無理なんだ】

とね・・。そう・・経済を活気づけたり、今の国民の生活レベルを
持続したり、それに伴い今の便利を享受したい限り【地球温暖化】
を防ぐ事など絶対に無理なのである。
ましてや、すでに先進国でも日本は有数のエネルギー節約国であり、
CO2排出も工業生産量の割には圧倒的に少ない。
実現不可能と揶揄されている【京都議定書の二酸化炭素6%削減】
という日本のノルマも、仮に達成できたとしても、そもそも、
CO2を世界全体の50%以上排出するアメリカ、ヨーロッパが
CO2削減に乗り気じゃなく、これから発展しようとする中国と
インドなどは、完全に知らんぷりしている以上は、日本の
【CO2削減6%】など焼け石に水なのである・・。

企業やマスコミに洗脳され操られる前に、この本質の部分に
早く気付かないといけない。そうしないと、うまく利用され、
無駄な苦労や労力を強いられるだけになるからだ。
企業にとっては、エコは自社のイメージアップ&経費節減、
さらにはエコで売上が上がり利益にすり替わったりするから
やっているのであって、地球を守ろうとしている訳ではない。
(ま、政府に強要されているという可哀想な一面もあるが・・(笑))

各種語れば長くなるので、ひとつだけピックアップすると、例えば、

【レジ袋をもらわずにマイバッグで買い物を!】

という国&マスコミ&スーパー挙げての【エコの愚策】・・。

そもそもレジ袋を全廃するとなぜ環境に良いのですか?(笑)
誰かどこかでそんな具体的なきちんとしたデータや、少なくとも、
レジ袋を削減した事によって生じる、マイバックやレジ袋をゴミ袋
として使えないための他のゴミ袋などの代替消費におけるCO2や、
それらに使われる石油の消費量が計算され、これだけCO2を削減し、
エコなんですよ!という報告を見た事がありますか?(笑)
ある訳がないんです・・そういう計算を行った報告なんてどこにも
ないんですから・・(笑)
それなのに、なんでみんなレジ袋削減がエコである!だとか、
CO2を削減する!と言い切るのでしょうか?
さっぱりわからない訳です。
で、みんなさっぱりわかっていないはずなのに、すでに、レジ袋
削減運動が熱狂的な宗教のように行われているという恐ろしさ・・。
この薄気味悪さ・・みんな何も感じていないのですかね?

という事で、中編に続く!(* ̄∇ ̄*)v