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極悪非道・福島の貯金流用事件

いやいや、悲しいね・・福島の貯金流用事件・(;_;)
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2001年6月に病死し母親と死別した少年(14)の貯金口座から現金
約1400万円を流用したとして、福島地検は12月12日、少年と同居
する祖母の福島市大森、ホテル従業員山口たかの(71)と、少年の
伯父の同市郷野目、会社員山口博幸(46)と妻京子(48)の
3容疑者を業務上横領の罪で福島地裁に起訴した。
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母親の生命保険金やその他の遺産を含めて少年の貯金口座には最初
5000万円ほどあったのだそうだ。
今回明るみに出たのは約1400万円の疑惑だが、実は少年の口座には
1000万円ほどしか残っていないらしく、すでに4000万円ほど
使ってしまっているらしい。「火垂るの墓」じゃないけれど、
 
「お前を育てるのに金がかかるんだよ!」
 
みたいな扱いだったのでは?と実親を失った立場の弱い少年の事を
考えるとそこを出る事も出来ない立場に悲壮感を感じる・・・。
さらに、貯金を「おばあちゃん」と「おじさん」「おばさん」が寄って
たかって「打ち出の小槌」として浪費しているんだからこんな人間達に
囲まれた少年は本当にかわいそうだ。
恐らく、人を信じられなくなっているのではないだろうか?
その「打ち出の小槌」で、主犯格の祖母の夫の葬儀費用や、車の購入費用、
旅行費用と個人的なものに浪費したという。
主犯格の祖母は少年の後見人に選任され、財産管理を委託されていた。
その後見人が、浪費し続けていたのだからたまらない。
こんな後見人、見せしめになるような罰にしてしまえ!と第三者側からは
思うが、少年の気持ちを考慮すると、それが果たして妥当か?
そもそも両親は離婚そして死別、祖母と伯父&伯母は極悪非道と身近に
頼れる大人が誰もいない。でもこの少年は生きてゆかなければならない。