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レイピスト内柴正人の懲役5年は少ない【前編】

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柔道・内柴被告に懲役5年…供述全く信用できぬ
(2013年2月1日・読売新聞)

 酒に酔って寝ていた教え子の女子柔道部員に乱暴したとして、準強姦罪に問われたアテネ、北京五輪の柔道金メダリスト・内柴正人被告(34)に対し、東京地裁は1日、求刑通り懲役5年の判決を言い渡した。

 内柴被告は「合意の上だった」と無罪を主張したが、鬼沢友直裁判長は「被告の供述は全く信用できない。日本の柔道界を指導していくことが期待されながら、教え子の心と名誉を深く深く傷つけた責任は極めて重い」と厳しく指摘した。

 判決によると、九州看護福祉大(熊本県)の女子柔道部コーチだった内柴被告は、2011年9月20日未明、合宿先の都内のホテルで酒に酔って寝ていた当時18歳の女子部員に乱暴した。

 公判で内柴被告は「女子部員は起きており、乱暴ではない」と犯意を否定したが、鬼沢裁判長は「被害者が酔いつぶれていたのは明らか」と指摘。被告の「部員の方から性的な行為をしてきた」との法廷供述について、「明らかなウソだ」と批判した。
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いやいや、内柴被告の裁判・・。
色々と明らかになった訳だが、改めて今回の
事件内容の伏線となるカラオケ店での
酒の飲み方からして本当にひどい・・。

裁判長は

【カラオケ店を出るとき学生はぐったりしていて
 意識がない状態だった】

と認定したので、そもそも飲酒の状況はどういう
状況かだったか?と調べてみると

【内柴被告と女子部員ら7人は事件当日、焼き肉店
 で生ビール15杯、巨峰サワー8杯、焼酎2本、
 ワイン2本を飲み、それも急速に酔いが回る
 一気飲みのルールだった】

という学生だけでやんちゃしているならともかく、
責任ある立場の教育者が同席しているとは
思えない極悪さ・・。
そこで、個人差があるとはいえ、単純に8人で
その酒を割ってみると、1人当たり、ビールは約2杯、
巨峰サワー1杯、焼酎(原液)約180ml、ワイン
約180ml・・コレを一気飲みである・・。
自称酒に強い自分でも、かなりのレベルで酔う量
である・・。
アルコールに弱い人間だったら間違いなく昏睡する
レベルだ・・。

よって、裁判長は、

【被害者はふらついて、立ってもいられない状態。
 はしごしたカラオケ店では、トイレで嘔吐し、
 ずっとぐったりして一切動きのない状態であり、
 ほとんど意識のない状態】

と認定・・と指導者同席の元で「まぁ、未成年とはいえ、
19歳なんだから、ちょっとなら仕方ないじゃん!」と
多目にみれるレベルで酒を飲ませている環境ではなく、
明らかに潰すのを目的としたいわゆる体育会系の
悪しき飲み方を地で行くすごいレベル・・(-_-;)
これが【合宿の中】での出来事なのだから、ココだけ
でも保護者の目線で考えても非常に腹が立つ・・。

とはいえ、今回の裁判でかなりの部分が明らかに
なった訳だが、その出て来た事柄だけでも、
この内柴氏はもう、この世に出て来ては困る人間
だろう・・(-_-;)

その異常さのひとつとして、

【同じホテルで3人の教え子と性行為】
【道場内に置いていた避妊具やアダルトDVDの回収を指示】

という、すでに教育の現場ではない状態である事も
明らかになり、こうした部分も含め、個人的に合意か?
合意じゃないか?なんて事はさておき、未成年の教え子
に手を出した事例だけでも、最低、この判決でなければ
いけないだろう・・という

【性道徳は全く破綻しており、刑事責任は重い】

として懲役5年を求刑した・・。
いやいやそれにしても、

【同じホテルで3人の教え子と性行為】

というのは明らかになっていた事だが、

【道場内に避妊具を置いていた】

という事は間違いなく、道場でも性行為があっただろう
事を想像させる恐ろしさ・・。
今までに卒業していった教え子達もどれだけの人が
犠牲になったのだろう・・(-_-;)
そして、みんな、その子達にも、内柴被告を信じた
親達がいるんだぜ?
そこを考えただけでも5年でも短い・・せめて無期懲役が
欲しい・・。

(*判決内容は全て要約)
【後編】に続く・・!