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新世紀ヱヴァンゲリヲン・破【ネタバレ注意!】<零号記>

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先日、重い腰をあげて、観たくて観たくていた

【新世紀ヱヴァンゲリヲン・破】

を観てきましたよ!
一言で言って文字通り【破】でした!(爆)●〜*
そして、本当におもしろいです!コアの部分は
一緒だけど、もう新しい物語と言っていいんじゃ
ないかな?なんて思いました・・。
センター南で観られるのですが、通常1800円よりも
やはりお安く観られる【レイトショー】をチョイス
するため、仕事後の気分や疲れ方でどうしても左右
されてしまう・・で、今回はそこの映画館はエコ
キャンペーンでSuicaを見せればさらに200円引き!
よって1000円で観られました!ラッキー!(* ̄∇ ̄*)v

で、いつも通り自分が書く内容はダラダラと
【ネタバレ】内容です・・(爆)●〜*>この先は
ご注意下さい。m(._.)m
何部作になるかは見当もつきませんが、感動したので、
一週間くらいヱヴァ話になる可能性を示唆して
おきます・・(^-^;(爆)●〜*

意外にも初っぱなは、前作の予告編で気になっていた
メガネっ娘!新キャラの

【真希波・マリ・イラストリアス(以後マリ)】

が今までのヱヴァ操縦者とは違う新企画のヘルメット
&スーツで登場した。加持との会話から始まる。

【人類の力だけで、使徒を止める事は出来ない。 それが
 永久凍土から発掘された第3の使徒を細かく切り刻んで
 改めて得た結論です。 】

という事で、【仮設伍号機】に乗り【第3使徒】の戦闘
から始まる・・ん?【第3使徒】?という事で、ここで
【序】で使徒の番号がずれている辻褄が合うのだが、
この使徒は初めて見る骨状の蛇、もしくは龍のような
外見・・切り刻んだ結果がこれ?

何だ?この使徒?(笑)

と最初は思ったのだが、その後、出てくる使徒を見て
ゆくと、前回の作品では、テレビ版使徒とリンクして
使徒番号がひとつずつずれている・・という考え方
だったが、今回【第7使徒】はなんと新しい使徒で、
【第8使徒(テレビ版・第10使徒サハクィエル)】
【第9使徒(テレビ版・第13使徒バルディエル)】
【第10使徒(テレビ版・第14使徒ゼルエル)】という
感じで、こうして見てゆくと、もうテレビ版の使徒
カウントうんぬんではなく、遡れば、どこかなんとなく
色々な使徒に似ているが根本的に番号も含め新しい使徒
になっているという、使徒だけにおいても個人的予想を
はるかに覆すというメチャメチャな展開・・(笑)
しかも、どれも【気持ち悪い】というレベルに変化
している・・。

前作のヤシマ作戦前に、

【あと8体倒す】

と話していたので、【渚カヲル】が今回も使徒だと
したならば、未知の使徒はあと1体という事になる・・。
あと2作品あるというのに、普通の使徒撲滅は1体しか
ないという事は、あと残りは【渚カヲル】関連を描き、
新キャラ・マリを混ぜた4人の心の内側を粛々と描き
続ける可能性が出てきた・・(^-^;

と、使徒の話で物語から大きく離れてしまったので話を
元に戻します!

マリが仮設伍号機に乗り第3使徒の戦闘でボコボコに
されるんだが、初っぱなからかなり熱い!
一気に画面に釘付けになるこの手法は正解だ。
で、操縦者のマリがボコボコにされながら

【楽しいからぃぃぃ〜!】

と映画版での廃人になったアスカの覚醒に近い怖さ
を感じる・・使途のコアを破壊し、マリ脱出後、
伍号機は自爆するのだが、登場してすぐに壊すのは、
ちょっともったいない感が・・。
暗い所での急に始まった戦闘だったので、仮設伍号機
の全体像がわかりにくく、どこかで全体像をチラっと
見せてもらいたかったと思うのは自分だけだろうか?

で、戦闘シーンで高揚させておいて、急に場面は
しんみりに変わり、碇シンジ(息子)と碇ゲンドウ(父)
が碇ユイ(母)の墓参りをしているシーンへ・・まぁ
ここはほぼテレビ版と変わり無しです。
今回、この場面も含め【父子の和解の可能性】を
結構示している・・その最大なる象徴が、シンジが
いつも聴いている【S-DATプレーヤー】。
テレビ版では、この【S-DATプレーヤー】をなぜ
聴いているのか?どういう存在のものなのか?実は
よくわからなかった・・あれから月日が経ち、前作の
【序】今回の【破】と、使徒も強烈になって、ヱヴァ
初号期が蛍光緑になったり、色々な部分がマイナー
チェンジされている事を考えれば、現在の主流である
ミュージックプレイヤー【iPod】などにチェンジされて
いてもおかしくない・・があえて【S-DATプレーヤー】・・
この部分において【破】では

【父さんがくれた物】

という新しい設定になっている・・これは実にわかりやすい。
そして、テレビ版でもモヤモヤしていたものが納得がいった。
この後、綾波レイが、碇父子を和解させようと色々と
動いてゆく・・参号機破壊後、シンジはゲンドウへの
不信感から、父親からもらった【S-DATプレーヤー】を
捨てる・・が、綾波が拾い、その後ヱヴァ搭乗の際にも
握りしめている・・【父子の和解の可能性】から【期待】
に変わってゆく・・同時にそれを通じて、前作でも
わかりやすくなっていた綾波の人間味もより増している
・・というより、綾波に【可愛さ】が前面に出ていて、
シンジが綾波にお弁当作って渡した時も、嬉しそうな
顔をしたり、シンジとゲンドウを仲良くさせるために、
料理練習して絆創膏だらけになったり、食事会を開いて、
それへの招待状を手書きで書いたり・・と、テレビ版
では考えられない程の【可愛さ】が表現されながら、
碇父子を皮一枚で繋げている・・。
テレビ版では、心に虚無感を抱いた人形のような少女
だったので、みんなが騒ぐ【綾波レイの魅力】と
いうのが全くわからなかったが、今回の【破】では
魅力がわかる気がする・・。
逆に、綾波の従来のファンは相当戸惑っているのでは?(笑)

で、墓参りからゲンドウは先にネルフのごっつい飛行機
で帰るのだがシンジはミサトの車でネルフへ向かう・・(笑)
車ごと積めそうなごっつい飛行機なんだから、みんな
載せていきゃいいのに・・と思ったら、そこでミサトが
シンジをゲンドウと一緒にユイの墓参りに行くよう
仕向けている事を示唆している事に気付く・・。
しかも、その示唆と同時に、その途中、第7使途襲来!
これまた衝撃的な強さ!(爆)●〜*
で、そこへ【式波・アスカ・ラングレー(以後アスカ)】が
搭乗するヱヴァ弐号機が上空から放たれる!>カッコイイ!
(重力とかエヴァの重さとか考えたらありえないよなぁ・・
 などというツッコミはこの際無視(爆)●〜*)
なるほど、このシーンのためにも、一緒に帰らなかったのね!
心憎いよ・・(笑)しかし、アスカ!武器まで空中放出
とはカッコイイ!参った!(笑)
エントリープラグをはずされての放出という事は、5分以内
の攻撃・・また、旧・劇場版のようにハチャメチャな戦闘
を想像していたのと、今回の使途はどれも【ATフィールド】
がとんでもなく強いのだが、さすが登場シーン!新しい技

【かかとから槍】(笑)

でATフィールド決壊・・結構、簡単に殲滅でした!(笑)

<初号記>へ続くぅぅぅ〜(* ̄∇ ̄*)v