「2005年6月、千葉県八千代市のジャスコ八千代緑が丘店2階の酒売り場
付近を3歳だった女児が歩行中、通路が交差する場所で小走りの店員と衝突
して転倒。顔に後遺障害があり、女児と両親がイオン(千葉市)を相手に
約300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁・滝沢裁判長は
20日、【従業員は、すぐに停止できる速さで移動する義務があった】 として、イオンの使用者責任を認め、治療費や慰謝料などとして50万円
の損害を認定。しかし、一緒にいながら手をつないでいなかった両親の
過失分として1割を減額し約45万円の支払いを命じた。」
なかなかこれだけでは状況がわからないが、ひとつは典型的な
【親が子供ほったらかし状態だったケース】
もうひとつは、
【従業員が急いでいて、店内を結構速く走っていたケース】
最後に
【両方とも同時に起こっているケース】
ただ怖いのが【ケース】よりも、こんな事で【訴訟が起こる】という事だ。
イオンの従業員の謝罪の態度が悪かったか?当たり屋のようなよくいる不条理母親だったか?なかなか空想の域を出ない。
しかし、ファミレスなどでスープやコーヒーなど熱い料理をもった
従業員と子供がぶつかって、子供の顔とかにかかってヤケドさせたり
失明させたりしたら、責任問題はどうなるのだろう?
と、ファミレスで子供が走り回っている姿を見かける度に感じる。
先日も、何かで読んだが、いわゆる企業の【サポートセンター】の方の
話が載っていた。その中で、気になったのが
【誠意をみせろ!】
という言葉・・。
昔はヤクザか総会屋などだけが使うだけだったそうだ。
しかし、今や、どこのサポートセンターでも、普通の素人の方々が
二言目にはすぐに使うのだそうだ。
そうやって、昔は限られた人間達の事だったものが、素人の方まで
降りてくると【乱用】されてしまう。
今回の事件も、その【序曲】とならなければいいが・・。