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「予約の取れない店」が3年で閉店に追い込まれた・・か。【後編】

【前編】からの続き・・(^^*)

前回、店からお客様がいなくなる理由って、
実はひとつしかなく、

「お客様がその店へ行く理由が無いから」

ただそれだけ・・だという話をしました。

その上で、ブログ主が忙しいように人々も
それほど暇じゃない・・その毎日の中で、
今や、色々な所から、次々と新しい店の情報
が入って来るしね・・。
すると「行く理由」が明確に無いと人間って
そのうち「忘れてしまう」んですね。(笑)
だって、今までに行った飲み屋を全て思い
出して下さい・・と言われて正確にスラスラ
思い出せる人ってほぼいませんでしょ?(笑)
でも「相当にビックリした!」「インパクト
があった!」「もう一度食べたい!」の様な

【衝撃を受けた場合】

には深く脳裏に刻まれているのでかろうじて
思い出してもらえるかもしれない・・。
普通、人間はそんなレベルなんです(笑)

閉めてしまった店は「予約の取れない店」
だったという・・。
それだけのパワーがある店だったのに、
3年後にお客様がいなくなるという事は、
お客様がその店に行く理由は

「他の店よりこの店の〇〇が凄い!他の店には絶対に無いから来た!」

ではなく、間違いなく

「予約が取れなかった店を予約が取れたというステータス」

だったんだろうなぁ・・と思う訳です。
そして、予約が取れなかった時には恐らく

「あ~、この店予約取れないんだよね~予約取れたなんてすごぉぉぃ~♡」

みたいに思われるところが価値だった・・。
でも、そのうち暇になって来て予約が楽々
取れるようになって、店に行ってもお客様
がいなくて殺伐としているようになったら、
予約が取れなかった時代に来ていた人間達
にしてみたら

「この店もすっかりお客さんがいなくなっちゃったよね・・」

となる・・で、予約を取った所で、もう普通に
取れるから全然ステータスでもないし・・。
で、衝撃的な特色があるのでしたら、その
魅力でお客様は来続けますので、心配は
いらないのですが、それが無かった場合には

「ところで、俺たちなんでこの店に来ているんだけ?」

みたいな心境に陥る・・。
だから、そこに気付かれる前に

「忘れられない対策を取る」
「この店に来なければいけない理由を作る」

のが有能な経営者だったりする訳です。
その方向を見誤れば、やはりその店に豊富な
資金力でも無ければ間違いなく潰れるし、
今やSNSの時代ですから、和民のように
ブラック企業だった・・なんて事が判明する
だけでも、客足がグンと落ちる時代・・。

昔、あるラーメン漫画にあったセリフの様に

「奴らはラーメンを食ってるんではない、情報を食ってるんだ」

その言葉通り、その情報が操作されて
いようが、操作されていなかろうが、
正しかろうが、間違っていようが、その
情報を信じるか?信じないか?で人が
大きく動いてしまう時代がやってきた・・。
同時にそこの対策をしっかりしていないと、
負ける時代になってきた・・。
でも、悔しいのはわかるけど、どんな理由が
あっても、それをお客様のせいにしちゃ
いかんよなぁ・・(笑)

とはいえ、そうした事を全部ひっくるめて、

「まぁ、1度行ってみる価値はあるけど、通うほどの価値は無いかなぁ・・」

ってレベルに自分がならない為にも色々と
「自戒」させられ「自分を再度見つめ直す」
内容のブログでした。
ありがとうございました。 <(_ _)>