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「予約の取れない店」が3年で閉店に追い込まれた・・か。【前編】

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「予約の取れない店」が3年で閉店に追い込まれる理由
(cakes・5月25日)
●知人のバーが閉店することになって

いらっしゃいませ。
bar bossaにようこそ。

知人のバーが、閉店することになりました。それで、色んなお世話になった方達に連絡をして、ちょっとした閉店パーティみたいなものを開いたそうなんです ね。その僕の知人としては、「これからまた何か新しいことを始めるつもりなので、その時はよろしく」という気持ちのパーティだったそうなのですが、ほとんどの人にこう言われたそうです。

「すごく良いお店なのにどうしてやめちゃうの?」

バー経営者として言わせていただきますと、お店を閉める理由はただひとつです。お店にお客さまが来なくなって、売り上げが少なくなって、経営に行き詰まったからです。もちろん「立ち退きで移転」や、「店主が高齢で引退」という場合もありますが、そういう場合はその理由をまず一番最初に説明します。そういった事情がなければ、お店が儲かっているのに閉める人はまずいません。お店を閉める理由は、これ以上続けても赤字だからです。

彼いわく、そのパーティで、「良いお店なのにどうしてやめちゃうんですか?」って言われるたびに、途中から「あなたがお店に来てくれなくなったからです」と言いたくなったということです。

僕は経営者としていつもいつも思うことがあります。

「老舗の○○がついに閉店」とかいう報道があると、必ずツイッターやフェイスブックで「え? すごく残念!あの名店がなくなるなんて!」なんて言う人が出てくるんですね。

そういう人たちを見ると、「それはあなたがそのお店に行かないからです」といつも伝えたくなります。本当にそのお店が魅力的なお店で、みんなが普通に利用していたら、そのお店は閉店するはずがないんです。
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随分前に、Twitterで流れてきて知った
ブログ・・その時は、この先の全文が
読めましたが、それは一時的で実際には
お金をとって読ませているブログみたい
ですね・・ですから、続きはお金を払って
読んで頂いて・・(^^*)

商売をやっている人間だったら、題名だけで
思い切り読みたくなりますよね~(笑)
で、タイトルを見て「予約の取れない店」と
あるので、すげえお客様がたくさん来ていて
予約が取れないほど混んでいる店が3年で
閉店する話・・すなわち思い切り調子こいた
店が調子に乗り過ぎて潰れた話かと思いきや、
全然違った・・(^-^;(笑)

ま、飲食店は本当か嘘か知らないけど、一応、
経済産業省が発表した「中小企業白書」に
よれば、起業1年目の廃業率が40%、2年目
が15%、3年目が10%、さらに10年目と
なると廃業率は93%・・と3年で70%、
10年で90%が潰れるという・・。
という事は、このブログに出て来る店は
70%側の店だった訳だ・・。

かなり上から目線で、僭越ながら言わせて
もらうと、ブログ主がおっしゃっている
ように、身体的、物理的な理由がなければ、
店を閉める理由はただひとつで

「お店にお客さまが来なくなって、売り上げが少なくなって、経営に行き詰まったから」

でもそこはわかっていても、どうして店
からお客様がいなくなってしまうのか?
その理由を知っている経営者は実は
結構少なかったりする・・(^-^;

店からお客様がいなくなる理由って、実は
ひとつなんですよ。

「お客様がその店へ行く理由が無いから」

ただそれだけ・・。
店の経営はそこに気付いているか?いないか?
そこに対策が取られているか?いないか?
で大きく変わる・・。
このブログ主も店へ行く理由をきちんと述べて
いらっしゃる・・。

「僕は飲食店経営者として、新しくて話題のお店ができると、なるべく時間を作ってそのお店に行ってみることにしてるんですね。でも正直に言って、2回目ってまず行かないんです。他にもチェックしなきゃいけないお店はたくさんあるし、まあ1回行けば大体そのお店の雰囲気はわかるし、といった理由です」

と、そうなんです・・ブログ主はこれが
「店に行く理由」なんです・・。
同業だから、始めから常連になる気など
無い、チェックしに行くだけだから・・と。

その他には「安いから来ている」「近い
から来ている」「居心地が良いから来て
いる」「凄く美味しいから来ている」
などなど・・何の理由も無くお客様と
いうのは通わないのです・・。

【後編】に続く・・(^^*)