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自由の代償と責任

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東京のスキー客が死亡=コース外の立ち木に衝突
(2016年2月20日・時事通信)
 20日正午ごろ、北海道ニセコ町ニセコのスキー場「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」で、コース外でスキーをしていた東京都府中市若松町の飲食店従業員茂木潤さん(47)が立ち木に衝突し、病院に搬送されたが、間もなく死亡した。骨盤骨折による失血死とみられる。
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不謹慎ではあるが、コース外滑走をして
いる輩を見るにつけ、

「死ねばいいのに・・」

悪いがいつも、そう思っていた・・。
でも、新雪は誰もが滑りたいんだよね・・。

そこを考えると、亡くなった茂木氏も、その
自由な志の元、自己責任でこうした結末
というのはやろうと思ってもなかなか
出来ない・・。
それが実現してワクワクして滑っていた
のだろうから、実に本望な人生の終わり方
で、裏を返せば幸せだったと思う・・。

文中には、

【バックカントリースキー】

とか、なんだかカッコ良く書いてるから
なんでだろうな?と思ったら、どうも
ニセコは

「コース外滑走禁止」

なのではなく

「スキー場管理区域外」

という事らしい・・。
どういう事かと言うと「スキー場は一切の
責任を持ちません」という事なだけで、
自由に自己責任で滑走が出来るみたい
だな・・。

でも、自分が昔行ったカナダのウイスラー
もそんな感じでしたので、日本の管理
し過ぎがやっとグローバルになってきた
という事なのかもね。。

ま、自分もカナダで逆に自由だとその先
に何があるか?わからなかったので、
怖くて滑らなかった事を考えると、
自由は自由でいいのかも・・(^^*)
そして、どこのスキー場でも、外国人の
コース外滑走は日常茶飯事状態らしい
から、むしろ認めてしまう形の方が簡単
なんじゃないかな・・。

で、全スキー場を自由にして、リフト券に
スキー場で保険を付けられるとか、自分で
最初から年契約の損保系スキー保険とかに
入っておき、もしもの捜索の時などは補償
してもらえる形になれば、スキー場に
保険会社の広告などが掲げられるように
なって来るだろうし、リフト券に広告が
入ってきたりする事になるだろうから、
今や風前の灯状態のスキー場にも広告収入
が入って来るようになるれば、少し起爆剤
となるかもしれない訳で、一石二鳥かも
しれませんね!(゚-゚)b

余談だが、いざコース外滑走での遭難事故
の際の多額の請求額に、日本人は支払いを
逃げる卑怯者な輩が多いそうだが、その点、
外国の方は、スキー場は自己責任という
文化があるからか「自己責任」という事を
良く理解していて、きちんと払ってくれる
そうだ・・。

まだまだ日本人は「自由の代償の責任」に
おいては、世界から何十年も遅れている
みたいだわ・・ホント情けないな・・。