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自分だけは事故を起こさないという驕り

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自転車と衝突、2時間後に女性死亡 大学生「イヤホンして運転」と説明 千葉県警
(2015.6.11・産経新聞)
 千葉市稲毛区の県道で10日夜、同区の男子大学生(19)の自転車が横断歩道を渡っていた東京都内の女性(77)にぶつかる事故があった。女性は約2時間後に死亡しており、県警千葉西署が死因を調べている。
 同署の調べに、大学生は「イヤホンで音楽を聴きながら下を向いて運転していた」と話しているという。
 同署によると、事故は10日午後7時10分ごろ、稲毛区小仲台で発生。自転車側が赤信号だったとの目撃情報がある。大学生も顔面打撲の軽いけがをした。女性は千葉市内に住む娘を訪ねた後、都内の自宅に帰る途中だった。
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あんなにテレビや新聞、ネットでも
話題になっていた6月1日からの
自転車の取り締まりの強化・・。
少なくとも今月ぐらいは馬鹿げた
奴は出て来ないだろう・・なんて
思っていたら早速の事件だ・・(-_-;)

イヤホンして、下を向いて、信号を
無視して、人をひき殺す・・という
もう、二度と自転車に乗らないで
頂きたい頭のおかしな大学生・・。
原付に乗りながらスマホして
いるバカも時々見かけるのだが、
他人を巻き込む前に、死んでくれれば
いいのに・・といつも思う・・。

以前にも、
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命奪う一瞬の不注意
(2015年03月05日・読売新聞)
 「加害者」は40歳代の男性だった。趣味のサイクリング中で、乗っていたのは座席よりハンドルの位置が低いロードバイク。手で握る部分が下向きに曲がったドロップハンドルと呼ばれる形状で、やや前傾姿勢で運転するタイプだった。
 重過失致死罪で起訴された男性側は公判で、脇見運転を指摘され、こう反論した。「自転車の構造上、下向きになり、ヘルメットもかぶっていたので、信号が見えにくかった」
 東さんは憤りを抑えられなかった。どんな自転車であれ、よく前を見て乗るのが当然ではないか――。
 被害者参加制度を使って法廷に立ち、「永遠に親孝行ができなくなってしまった。(事故を)一瞬一秒でも忘れることは許さない」と実刑を求めた。だが、判決は禁錮2年、執行猶予3年で確定した。
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「それに気付いているなら乗るなよ!」
と突っ込みたくなるような、他人事な
言い訳・・(-_-;)
原付で赤信号で停まっていると、自転車
の信号無視は本当に多く見かける。
すごいと、原付に乗りながらスマホして
いるバカも時々見かけるのだが、他人を
巻き込んで迷惑かける前に、死んで
くれればいいのに・・といつも思う・・。

でも、こうして自転車で人を殺しても、
禁錮2年、執行猶予3年・・遺族的には
実刑にできなかった訳ですから、

【無罪放免】

と同等の判決が出たに等しい・・。

とはいえ、無法な自転車に対して
どうしたら良いのか?
自分にも妙案がある訳ではない・・。
法的な制裁が執行猶予になるなら、自ら
制裁を・・と、仮に、そのまま追い
かけて引きずり降ろしても、その際に
ケガをさせたりしたら今度はこっちが
傷害罪だからな・・(-_-;)
割り合わない・・。

いずれにしても飲酒運転じゃないが、
罰則が厳しくなるなり、免許制になる
なりになるまでは、今のままの甘えた
構造が続くだろう・・。
こちらが気をつけて自衛するほか命を
守る手段は無い・・。

先日も書いたが、それまでは
殺されたら負けだ・・遺族になったら
負けなのである・・。
残念ながら・・_| ̄|○

自分だけは事故を起こさないという
驕り・・自分も含め、自戒しなくては
いけないな・・。