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本当に殺されたら負けだ・・遺族になったら負けだ・・_| ̄|○

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神戸連続児童殺傷事件、元少年が手記出版
(2015年6月10日・朝日新聞)
 1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件の加害男性(32)が、「元少年A」の名で手記「絶歌」(太田出版)を出す。犯行に至った経緯や事件後の生活、現在の心境などをつづっている。早ければ10日から書店に並ぶ。
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神戸連続児童殺傷事件、元少年が
自画自賛手記出版した・・。

つくづく感じる・・。

【殺されたら負けだ・・】
【遺族になったら負けだ・・】

この国は加害者に優しい・・。
本当に優しい・・。
こうやってお金になるならば、
周りの大人達が悪知恵を
出し合って助けてくれる・・。

その証拠に出版社など、この原稿は
金になるから、直接会ったと話す
岡聡社長も、関係編集者も、印刷も、
全てに箝口令を敷いて、プライバシー
の侵害も防ぐように、まだ匿名の
「元少年A」だってよ・・。
本当にクズだな・・この太田出版の
岡聡社長って奴は・・。

もちろん、確かに自分の書いた作品
に対して対価を得る・・という事は、
この資本主義国家においては当たり前
の事であり、そこへ文句を言う筋は
無いかもしれない・・。

しかし自分が犯した犯罪の事を
ネタにして書いてお金をもらう・・
自分が遺族だったら、やっと気持ちが
落ち着いてきたのに、再び、こいつを
殺したくなりますよね・・。

遺族の気持ちの汲み取れない裁判の
結末、法の結末でいいんでしょうか?
遺族に再び殺意を芽生えさせる現状
でいいんでしょうか?

あの有名な山口県光市母子殺害事件
の遺族である本村氏が語った

「遺族だって回復しないといけないんです
 被害から。人を恨む、憎む、そういう
 気持ちを乗り越えて、また、優しさを
 取り戻すためには死ぬほどの努力を
 しないといけないんです。」

という言魂・・。
神戸連続児童殺傷事件の遺族も同じ
気持ちだろう・・今回はこの気持ちを
完全に踏みにじった形になる訳だ・・。
いや、山口県光市母子殺害事件の犯人
だって出所したらば、こんな行為に
出るかもしれない・・。

こんな行為が当たり前に行われるように
なるのだとするならば、やはり死刑とか
にしてもらわない限り、遺族は立ち直れず
精神的には何回も心をナイフで刺され
続けるのと同時に、腸煮え繰りかえる事
が繰り返されるだけではないだろうか?
いや、警察にも、法律にも任せられなく
なった結末は、

「信用できるのは自分の手しかない・・」

となっちゃうでしょ・・(-_-;)
それは防がないといけない訳で・・。

遺族のお父さんが語っていた通り、なんで
もう一回ここで遺族が傷つけられなければ
ならないのか?

「元少年A」はこの本を書く事が唯一の
自己救済であり、たったひとつの「生きる道」
だったような事を書いているらしいが、
それならば、別に出版する必要は無い訳
である・・どうぞ自分で書いて自分で
読んで自分で喜んでマスターベーション
でもしていればいいだけの話である・・。
ましてや人に見せる必要は無いし、
金をもらう必要は無い訳である・・。

で、マスコミよ・・
この期に及んで、まだ【匿名配慮】
なんですか?こんなクズを【匿名】で
守り続けるんですか?
なんで今回はそんなに優しいんですか?

重ねて遺族が辛いのは、少年法とは
大人になって好き放題やる加害者を
再び匿名で守り、好き勝手して生きて
ゆけるようにする為の

「特権」

である事もわかってしまった事・・。

せめて日本にも、アメリカの約40の州
と連邦政府で制定されている犯罪者が
手記を書くなどしてその犯罪をネタに
収入を得る場合、遺族など被害者が
申し立てをし、売上げ金を取り上げる
事ができる

【「サムの息子」法】

というのがあれば・・_| ̄|○

それでも、遺族の憎しみは消えませんが・・。
ああ・・どこかにいる頭のイイ人・・。
「元少年A」が自分で死にたくなる程に
戒める、何か良い方法はないですか?