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【日韓通貨スワップ協定】どっちに転んでも日本は気持ち良し!(^^*)【後編】

【前編】からの続きぃぃぃ~

という事で、【前編】を踏まえ、今回、【日韓通貨スワップ】
が本当に無くなったらどうなるのか?個人的な見解を
述べてみたいと思う・・。

日本の【対外純資産】は2011年末時点で、1年前に比べて
0.6%増加の253兆100億円(3兆2400億ドル)、21年
連続で世界一、【外貨準備高】も1兆億ドル超え・・と、
実は使い切れない潤沢な資産を有する日本・・。
よって、どこをどう見ても、韓国を助ける事はあっても
韓国に泣きつく事はあり得ない・・(笑)
よって韓国にお願いされて【日韓通貨スワップ】は
行われている事がきちんとわかる・・。

しかも、それだけでなく日本は韓国に対し

「力を合わせてがんばってゆきましょう!」

と韓国に本当に本当に気を遣っているのだ・・。
その証拠として、【韓国国債の購入】を為替変動リスク
まで負担し合意している・・。
日本が頼まれているのだから日本に有利な【円建て】が
当たり前だが、なんと【ウォン建て】で合意
して
あげているのだ・・。
だって、今や【ウォン】など自国の力で抑えきれない
程に価値が低くなって、あわや死に体に近い通貨・・
【ウォン】がさらに下落するリスクの方が圧倒的に
高い・・。
そんな中、【ウォン建て】という事は【ウォン】が
下落すれば、【韓国国債】の価値も同時に下がる訳で、
為替変動リスクまで負担し、韓国を支えようという
日本の懐の深い気遣いも、三流国家・韓国には
残念ながら全く届かない・・┐('~`;)┌

韓国は2010年度のデータで1480億ドルの【対外純負債】
を抱えていたが、2011年はその【対外純負債】が
減っている・・。
一見、順調に韓国経済が回復しているのか?と思いきや、
実は【対外負債】も減っており、恐らく、外資が
逃げ出し始めている事が予測される・・。
でも、2011年は貿易収支が韓国は好調だったので、
それがバランシート上をカバーし【対外純負債】が
減って危機を脱出しかけているように見える・・
という構図・・。
でも、それは同時に、韓国は輸出がダメになったら
一気に破綻モードに突入する事を裏付ける
という
事でもある・・(-_-;)

というものの、韓国経済が調子良かったら、もちろん
【日韓通貨スワップ】は大きな影響を及ぼすものでは
ない・・。
ただ【日韓通貨スワップ】をやめたら怖い事は、
実はそこではない・・。
【日韓通貨スワップ】により、日本がバックについた
事で、【ウォン】は国際的に信用度が上がるのと、
複数国で介入をしますよ!ですから【ウォン】は
安全ですよ!というアナウンスにもなる・・よって、
韓国国内からの投機資金の流出を防ぐ狙いもあった
訳だ・・。

そんな中、韓国メディアのKBSが、自国の経済危機を
伝えて来た・・。
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スタグフレーションが心配 不況なのに物価上昇
(KBS・2012年09月03日)
 長引くヨーロッパの信用不安で、韓国経済を支えてきた輸出に赤信号がともり、景気が停滞局面にあるにもかかわらず、物価が上昇してインフレーションが起こる「スタグフレーション」が懸念されています。
スタグフレーションは、不況(Stagnation)と、インフレーション(Inflation)の合成語で、景気が停滞しているにもかかわらず、インフレーション(物価上昇)が続くことを指します。
 専門家によりますと、これまでは主に先進国向けの輸出が減ったのに対して、最近は新興国向けの輸出にも影響が出ているということです。
 とくに自動車の輸出増加率は、ことし上半期は15.7%でしたが、7月はマイナス4%に落ち込むなど、初めはITや造船でみられていた輸出の鈍化が、今は自動車や石油製品、鉄鋼などの面でもみられるようになりました。こうした輸出の鈍化は韓国の実体経済にも影響を与えています。家計の負債が膨らみ、住宅市場が停滞して需要が減っている一方で、原材料や穀物の価格が上昇しています。
 韓国経済研究院は、このように景気が停滞局面にあるにもかかわらず生産費用が増えると、低成長と高物価が併存するスタグフレーションが深刻化する可能性があるとして警戒感を表し、保護貿易主義に走る先進国との貿易紛争に備える一方、資金難に陥った企業への金融支援を拡大する必要があると指摘しています。
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要は、韓国の輸出がかなり鈍化、日本も恐れている
手の打ちようがなくなる恐ろしい

【スタグフレーション】

が懸念・・と、KBSは今頃言っているが、韓国は
数年前から賃金は下がり続けてるのに物価は
ずっと上昇している。
韓国政府が認めていないだけで、もうすでに理論上は
【スタグフレーション】になっている・・という
恐ろしい構図・・。
さあ、この状況下で、日本様が手を引くという事は、
実は世界ファイナンス的には、支えを失った国の
烙印を押され、投機資金が一気に逃げ出す可能性
が高く、そこに欧州危機が再び深刻化に舵を
切ったりしたらば韓国企業の業績が急激に悪化・・
完全に破綻モードへ突入する・・。

ではなぜ、韓国は投機資金が一気に逃げ出す
可能性が高いのか?

PRESIDENT 2012年10月1日号・大阪経済大学
経営学部客員教授 岩本沙弓氏によると、
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 韓国の輸出がいくら好調で、経常収支が黒字でも年間数百億ドルなのに対し、ここ数年の対外純債務は1000億ドルほどで推移している。海外資金に自国のファイナンスを依存している状態である。こうした海外マネーは腰を据えた直接投資が少なく、インカム・ゲインなどを目的とした逃げ足の速い証券投資が多い。
 韓国銀行の発表では2011年の対内直接投資とそれ以外の投資比率は1対5。対内証券投資額は4782億ドル、それをカバーするはずの外貨準備高は 3064億ドルに留まる。日本は外貨準備の9割を米国債、1割を外貨預金で保有し安全性と流動性の確保に努めるが、韓国の内訳は国債+預金が4割、売却が安易にできない、あるいは価値が著しく減価する可能性のある資産が6割近くも占める。かつてのアジア通貨危機や昨今の欧州債務危機のように、海外投資家の自国への資金還流の動きが一斉に出ると歯止めがきかず、経済全体が立ちゆかなくなる。
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と国内への直接投資よりも、それ以外の逃げ足の速い
投資が多いからなのだ・・。
韓国がどう思っていようと、韓国経済の生殺与奪の
権限は日本が握っている・・。
韓国が正常な頭の持ち主ならば、日本に頭を下げる
しか道はない・・。