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スイス

月曜日・深夜の「あいのり」、バカバカしいと思いながら、
ついつい見てしまうのですが、現在、あいのり参加者が
滞在しているのが「スイス」。
番組内でもやっていたが、スイスは世界で唯一の

「永世中立国(どこの国にも味方しない)」

という立場を貫いている素晴らしい国。
日本も「戦争の放棄」じゃん!同じだよ!みたいな事を
思っている輩が日本には多そうだが、痛烈に違っている。
スイスには、

「軍隊がある」
「スイスの男性には20才から最低23ヶ月間の兵役がある」
「銃と銃弾を自宅に保管する事が義務付け」
「スイス全土に一般の人が練習できるように116カ所の
 射撃場がある」
「一軒家を建てる時には核シェルターをつける事が義務付け」

となっている。番組内に登場してくるスイスの若者に

「銃は戦争にすぐに行けるように自宅に銃を置いているんです」

そこで、あいのり参加の1人が、

「永世中立国なのに戦争に行く可能性ってあるんですか?」

と尋ねると、

「いつ敵が責めてくるかわからないからね」

スイスの若者の言う通りである。私も前から言っている。
さらにスイスの若者に

「日本には銃はないの?」

と聞かれ、あいのり参加者が「ない」と答えると苦笑いされ、

「日本の家には核シェルターはないの?」
「軍隊はないの?」
「君たちは(銃の)訓練をしないの?」

と全て首を振るあいのり参加者に対して目を丸くされてしまう。

「スイス人は戦争になった時にはみんなで戦うんだよ」
「自分の国は自分の手で守らなくちゃいけないんじゃない?」

というスイスの若者の重い言葉。平和ボケした日本人と

「雲泥の差」

である。多くの日本人は

「誰も、日本には攻めてこないだろう!それに
 もしもの時にはアメリカ様が守ってくれるしね!
 そのために協力してるしぃ!」

と思っている。悪いが

日  本「アメリカの若者者よ!有事の際は前線で日本人
     の代わりに戦ってがんばってくれたまえ!」

アメリカ「わかりました!いつも援助してくれている
     日本様のために僕たち血を流してがんばりますよ!
     まかせて下さい!」

とアメリカが答えてくれるとでも思っているのか?
そう思っている奴がいたとするならば大変重症な
「平和ボケ」である。
以前にも書いた憲法「第9条」でもめている場合ではないと、
いつも私が書いている事をこのスイスの若者が番組中にも
きっちり言っていた。

「スイス人は戦争になった時にはみんなで戦うんだよ」
「自分の国は自分の手で守らなくちゃいけないんじゃない?」

再度、先に書いたこの素直な考えを、平和ボケ日本人は
「バカ3国」に囲まれた以上、迅速に考え答えを
出さなければいけない。

「自分たちから攻める戦争は放棄、攻め込まれた戦争は戦う」

答えはスイスと一緒でこれしかないのだ。