書き終わらなかったため【前編】から続きぃぃ・・。
しかし、ホープ・ソロ選手曰く【大きな力】を
感じてはいたが、それだけではなかったよね・・。
確かにアメリカ代表の単純な足の速さ、
体の大きさによるインターセプトなどの
【身体能力】の凄さに、かなり押さえ
込まれていたが、ボールを止める能力は
日本の方が全然上で、後半途中から
日本代表もボールを出せるように
なってきた・・。
アメリカ代表の足が止まり始めたところに、
中盤の阪口選手と澤選手がボールを
落ち着かせていたから、前線にボールが
出るようになってきての同点ゴール・・。
その後、90分で決着がつかず、延長戦に
突入するが、今度は延長前半の終了直前、
まるで
【コーナーキックからのヘディングとは
こうやってやるのよ!】
とでも言わんばかりに微動だにしない
ワンバック選手がポストプレーの見本
のように綺麗に頭で決める・・(笑)
センターリングもドンピシャという正確さ
には本当にたまげる・・。
再び勝ち越され、今度こそ、
【アメリカ代表がもうこのまま行くなぁ・・(^-^;】
と、思いとは裏腹に、自分のように再び
くじけた人も多かったのでは?(笑)
しかし、延長後半、左コーナーキックから
澤選手が
【右足アウトサイド】
(らしい・・)で押し込み再び追い付くのだが、
そもそもこのセットプレーでのゴールは、
常に練習していたから、宮間選手曰く、
「まぁ、いつも通り(のゴール)・・」
なのだそうだ・・(^-^;(笑)
さらに、続けて、
「ちょうど相手ゴールキーパーが倒れていて
時間があったので、どうしよう?という話を
して、阪口が”あそこいけるで”と。で、
内側(ニア)で澤さんが合わせただけです」
と、別にミラクルなプレーではない事を
淡々と語る・・。
そう・・勝手にこちら側が、
【なでしこジャパンはこの程度しかできない】
と思い込んでいるからビックリするだけで、
選手達は「別にいつもの事!」であり
「何そんなに驚いているの?」というこの差
を自分達こそ恥じなければいけない・・(-_-;)
「普段出来ない事はこういう大舞台ではできません」
と、佐々木監督がおっしゃるように、普段
からやっている事であり、これは自分たち
の仕事も同じで、今一度、身が引き締まる・・。
PKのプレッシャーも
【必ず勝たなくてはいけないアメリカ】
と
【すでに失うモノはない日本】
の差は大きかった!(>_<)
本当に勝負というのは最後の最後まで
わからない・・。
そそそ、宮間選手が話していた【相手
ゴールキーパーが倒れていて】という
シーン・・【前編】で書いたように、アメリカ
代表の中で、自分の推しであるゴール
キーパーの
が、もちろん倒れていた訳だが、倒れて
いたのも、澤選手からの縦パスに
近賀選手が抜け出し、ソロ選手をかわす
のだが、アミ・ル・ペイルベット選手と
激突する・・。
味方同士だし、アメリカがリードで残り時間
あと5分・・ケアの為にダラダラと時間を
割き、時間を稼ぐ・・というのが定石な
セオリー・・しかし、ソロ選手はそれを拒み、
時間稼ぎ戦法より、正々堂々と勝負する事
を望んだ・・という事がアメリカではもちろん
自国選手の事なので、伝えられている
のだが、なぜか日本のマスコミは、
なでしこ!なでしこ!やったぜなでしこ!
ばかりで、こうした相手のフェアプレーな
エピソードを、きちんと伝えてくれない・・。
昨日あたりのテレビは、わざわざ選手を
呼んで、どこの局も似たり寄ったりの
【おやじ目線丸出し】のなでしこ企画・・
「恋人はいるか?」とか今や、世間では
【セクハラ】と呼ばれる行為続出・・(-_-;)
程度の低さをまざまざと見せつけていた。
もちろん大多数は【セクハラ】とか堅い事
言うなよ・・ってところだろうが、史上初
の世界一になった事で浮かれるのは
わからんでもないが、個人的には試合中
の選手にしかわからない駆け引きの部分
だとかを引き出してくれりゃいいのに・・_| ̄|○
ホント、せっかく選手がいるのに非常に
残念だ・・。
・・とまあ、日本が優勝した事によって、
精度の高いパスサッカーを今後、他国も
取り入れ、そこにあのアメリカのような
パワーが備わったら・・と思うと、今後の
日本が通用するのか?そんな事を吹き
飛ばすような、再び宮間選手の言葉・・。
【本当の世界一というかアメリカに90分
でカタをつけられるようになりたい・・】
と頼もしい!(^^*)>今後にも期待したい!
おめでとう!なでしこジャパン!!
最後に余談だが、アメリカ代表の
ピア・スンドハーゲ監督・・。
彼女の顔がアップになる度に、ヒゲが
ボウボウなのがわかっちゃって、
【うう・・顔剃りしてゆで卵のようにしてあげたい・・】
と思った理容師は自分ひとりじゃないはずだ!(爆)●〜*