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【伊達直人】にならなくとも・・

すでに全国90カ所を超えるそうだ・・。
【伊達直人】こと

【善意のタイガーマスク運動】

自分の年代よりも上の方がリアルタイムだが、
自分は恥ずかしながら【タイガーマスク】は
あまり知らなかったりする・・。
今回も報道で、作品の中で【伊達直人】という
人間が、孤児の家出身で、【タイガーマスク】
の覆面を被り、正体を明かさず危険な試合を続け、
ピンハネされ少なくなったファイトマネーを
子供達の幸せを願って、自らが育った孤児の
家へさらに贈り続けるという内容の作品だと
知った・・(^-^;

最初は昨年クリスマスに前橋市の児童相談所
玄関前にランドセルを10個を置いた最初の
【伊達直人】氏が出現する事がきっかけで
広がったものだが、最初の【伊達直人】氏は、
こんな結果になるとは到底思っていなかった
であろう・・。
報道によれば、全国で児童養護施設などは、匿名の
お金による寄付だとか、足長おじさんの援助だとか、
多かれ少なかれ毎年のようにある事らしい・・。
よって、最初の【伊達直人】氏も、恐らくその一環
のつもりだったに違いない・・。

【タイガーマスク】の作品の時代は、戦争が終わって、
両親との死別や貧困の為、大勢の子供達が孤児になって
いた時代・・だが、今の時代はそうした事例は少なく、
多くは虐待を受けたりしている子供達を保護している
例が多いのだそうだ・・。
ランドセルの寄付という事と同時に、そんな実態が、
きちんと報道された事は非常にうれしい事だと思う・・。

マスコミが世の中を冷たく映し、大人達の自分勝手な
姿が事件になるため、世の中が自分勝手なように映り、
マスコミによって世論が作り出され、それに流される
日本の国民は、世の中は今はそうなってきたんだ・・
と肩を落とす・・でも、蓋を開けてみたらどうだ?
みんなこうして

【誰かの役に立ちたい!】
【弱い人間を助けたい!】

と思っているんだよ・・。
でも、その【善意】の方法をどうしたら良いのか?
わからないだけなんだと思う・・。
手っ取り早いのは、現金を渡すって行為だけど、それは
それでなんかいやらしいし、街中の募金は本当に届いて
いるのか?わからないし、有名な赤い羽根募金も、結局の
ところ、何の為だかわからない人がすごく多いと思う・・。
もっとわかりやすく、行く先もきちんとこうしたところ
へ渡り、こうしたものになったという報告がなされれば、
【寄付】という文化が掘り起こせると思うんだがなぁ・・。

でも、こうした事ばかりでなく、世の中には色々と
助ける場面はある・・今すぐ大胆に【伊達直人】の
ような行動を起こさなくとも、電車で席を譲るなど
身近な【善意】から始めてみればいい・・。