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保険料10億円を湯水のごとく使っちゃった!

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茨城県国民健康保険団体連合会(水戸市)に勤務する元・甲子園球児だった会計課主任・森知勇(ともお)容疑者(34)が、約3年間にわたって同連合会が保管する保険料約10億円を着服していた事が4月22日に分かった。
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これを聞いた時に、思い出しましたよ・・(笑)

【青森県住宅供給公社の14億円横領アニータ事件】

そそそ、公社の元職員・千田郁司が14億円
を横領し、うち8億円をチリのアニータに
貢いでいた事件。(笑)

こうして同じような事が過去に起こっている
のに、所詮は自分のお金じゃないから、
他県や他の所で起こった出来事なんて、
気にもしていないんだろうなぁ・・。

今回のような事件が起こったって、自分達の
給料が減る訳でもなければ、クビになる訳
でもない・・。
どうせ最後はちゃんと【公金】で補填して
助けてくれるんだから!って甘えの構造
なんだよな・・。

この事件の主人公・森知勇容疑者は、
茨城県・笠間市【ボートピア岩間】では
知らない者がいない存在だった。

ニックネームは【おぼっちゃまくん】(笑)

家が裕福だとか、社長の御曹司だとかの
噂が飛び交っていたという。
その羽振りの良さは、何百万というお金が
サイフに入っており、そこから1レースに
50万、100万と賭けていた。
【ボートピア岩間】での払戻金は、今までで
1400万円が最高で、これを森知勇容疑者
が受け取っているそうだ。

3年前あたりから、この競艇の場外発売所
でよく見かけられるようになっていたそうで、
土日は、奥さん&子供と、平日はスーツ姿
で、朝の10時頃から11時頃まで前売り
を買いに来ていたそうだ・・。

そりゃ、湯水のごとく金を使えるなら
誰でもそうなるよな・・(^-^;(笑)

で、なぜ有名だったのか?
なぜみんなそれを知っていたのか?
素人の自分などは、その部分が非常に
おもしろかった。(笑)

【ボートピア岩間】は券を買うのに発券機
に並ぶ・・しかし、森知勇容疑者が並んで
いる発券機には誰も並ばないのだそうだ。
なぜなら、彼は1レースで50万、100万
と買うので時間がかかるため、後ろには
誰も並ばない・・よって、彼専用の発券機
になるのだそうだ。(笑)

さらに、払戻金の時も、普通は自動払い
戻し機を使うが、それは実は60万まで
しか払い戻す事はできず、それ以上の
金額の場合は、有人の窓口で払い戻し
するのだそうだ。
それも、ほとんど森知勇容疑者だけの
窓口だったので相当目立っていたらしい。
これはギャンブルやっている人にとっては
お金もザックザックになるだけでなく、
プライドも満たされ、なるのですから、
たまらないだろうな・・(笑)

で、【茨城県国民健康保険団体連合会】
の管理体制はどうなっていたのか?

実は金庫があるのだが、それはみんなの
目に付く所に存在していたそうだ。
しかも、その中に通帳も印鑑も実印まで
一緒に入っていたそうだ。(笑)
実印に関しては、課長が責任を持って保管
しなければならない決まりになっていたが、
忙しいのと、課長がいない時に大変など、
面倒なので金庫に入れっぱなしにし、
森知勇容疑者に全て任せっきりになって
いたという、一人に任せきりにする事が
どれだけ恐ろしい事か?青森アニータ事件
など忘れ去られ、教訓にもなっていないと
いう事が良くわかる・・。

こうした普通じゃ考えられない事を平気で
無責任にやれる所が公務員だよな・・(怒)

しかも、森知勇容疑者は【会計課主任】と
いう立場であったため、その通帳に記帳
したりする役割でもあったために、誰も
何とも思わなかったそうで、しかも、彼以外
でもその金庫から通帳を誰でも持ち出す事
ができる環境だったというお粗末さ・・(-_-;)

森知勇容疑者の上司曰く、

【仕事も忙しく、チェックするには時間もかかるし限度があった。】

と簡単に自分に責任はない・・みたいな事を
言ってのける・・。
普通よりも余計に管理職の手当をもらって
いるんだから、それならば毎晩、徹夜して
でも働くんだよ!(怒)

さらにビックリは【内部監査】の方法である。
なんと外部から第三者が監査するのではなく
自分達で監査し、しかも、その監査資料は、
森知勇容疑者が監査し作成していたのだ
という・・ちなみに、通常のお金の出し入れの
書類も森知勇容疑者が作成していたそうだ。

それじゃ見つかる訳ないよな・・
チェックじゃないもの・・(-_-;)

さらに笑ったのが、なぜこの10億円の
横領が発覚したのか?

これは監査が見つけたんでも、上司が
見つけたんでもない・・。
今回、森知勇容疑者が4月1日付けで別の
部署に人事異動になり、担当が替わる事に
なり、彼が4月18日に突然手紙を持って
きて、その手紙の中に、今日、本当は
市町村に20億円支払わなければならない
けれども、実は10億円を自分が使って
しまったので、現在、10億円足りません。
警察に自首します・・と告白したから
わかったというのだから、このまま人事
異動が無かったら、どれだけ使われていた
のか?相当怒らんといけないよ・・。
茨城県民・・(笑)

さ、その10億円はどうやって補填したのか?

●緊急時の為の積立金
●職員の退職準備金
●機械の整備金

から補填したそうだ。
しかし、この3つは紛れもなく茨城県民が
納めた保険料である・・。
そこから補填しただけで【茨城県国民健康
保険団体連合会】は痛くも痒くもない・・。
犠牲者は、結局のところ茨城県民である。
これは絶対に許してはならない。

と思ったら、【茨城県国民健康保険団体
連合会】の約140名で負担する案を
自分たちで発表した。
普通に考えて当然だが組合が反対して
いるそうだ・・。

それもわからんでもない。

という事は組合が関係ない、森知勇容疑者
よりも、上司というか管理職など全ての
人間が負担するべきである。
そうした事を含めて管理するから普通より
余計に手当が出ている訳であって、それを
怠った訳ですから、森知勇容疑者が全ての
責任ではあるが、森知勇容疑者がその責任
を果たせない以上は、管理職全員で責任を
取らなくてはいけない。

ここに携わっている管理職の人間は、この先、
当然ボーナスはこちらに補填しなければ
いけない。
その上、足りない分は退職金が減らされる
のは仕方ない事だよ。
こうして、これを機会に公務員の不祥事は
後期高齢者医療のように、うむも言わさず
給料やボーナス、退職金から天引きされる
方式にする。

元々、つぶれる事なく安定を考えている
人間の集まりなのですから、その安定が
揺らぐとなれば、みんなで真剣に考え、
チェックし合うんじゃないですかね?

議員は我々が選ぶ事はできても、公務員は
選ぶ事ができない・・。
さらに、その公務員の世界は北朝鮮のように
共産主義方式である以上、そろそろ、
その位の大ナタを振るわんとダメだと思う
のは自分だけでしょうか?