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100円ショップの終焉

100円ショップ大手、キャンドゥが東京都板橋区に4月に
オープンした新店舗「生活雑貨ショップ」の店内。
品ぞろえは3000種類にもなるが、値段は

「525円、315円」

の2通りだけとの事・・。
キャンドゥはこの店での実績を見ながら、全国の従来の
100円ショップに「高額商品」の売り場を開設して
いくそうだ。実際、100円ショップの商品には

「利益率の高いモノ」と「利益率がほとんどないモノ」

と存在する。顧客が100円ショップにおいて、目が
肥えたために、かつては珍しさや価格への驚きから
衝動買いした客が、その商品群の中から「利益率の
高いモノ」に手を出さなくなって来ており、目的の
ものだけを買うようになり、結果、「利益率が
ほとんどないモノ」を選ぶ人が大多数になってきて
いるのが現状だそうだ。
自分のまわりの100円ショップも100円以外のモノ
がかなり増えてきている・・でも、その質も100円
で売っていたものとたいして変わらないレベルなので、
個人的には「高くなった」という印象だ。
巷では「質が良くなった」と言われるが、やはり
一流メーカーのものとは比較にならないモノは
かなり多い・・よって、気付いたらもう何ヶ月も
100円ショップには行っていないなぁ・・と感じる。
100円ショップ全盛当初から、先を見ると、一流
メーカーの品物の方が3倍以上も長く持つので全然
得だと感じていたので、商品の質を見るために
買っていたに過ぎなかった。
原油高も手伝い、デフレの申し子100円ショップ
の終焉なのかもしれない・・。