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プロテニスの嫌な側面

最近、巷の動き通りに錦織選手の試合を
見たくて、テニスの試合を観る事が多く
なった・・。

でも、ひとつだけ気に入らないシーンが
いつも出て来る・・そう・・テニス選手
が試合中にイライラした時にラケットを
地面に叩き付けたり、足で無理矢理、
感情のままに折る映像・・。
折らなくとも粗雑に扱う映像・・。

自分は野球だったのですが、プロ野球でも
ベンチに帰ってグローブを投げつけたり、
打者が打ち損じて、バットを叩き折るのも
一緒に大嫌いである・・。

という事を、お客様と話していたら、
そのお客様がテニスの選手だったそうで、
「なるほど~」という回答を頂いた・・(^^*)

良いか?悪いか?の線引きに限らず、
高いか?安いか?の線引きなど、我々は
多かれ少なかれ

【自分の価値観】

が軸となり決定される・・。
お客様曰く、日本人は基本的に道具を
良くも悪くも大切にするという・・。
もちろん、自分もその価値観であって、

「道具を粗末にする奴はスポーツをやる資格はない!」

とまで言い切ってしまう価値観だ・・(笑)
しかし国によっては、その価値観が違う
そうだ・・(^-^;

西洋人などは、相手に勝てない道具は
すなわち役に立たない道具・・例えば弾の
出ない鉄砲を持っていても仕方が無い・・
という考え方・・ならばそんな鉄砲は
捨てて、新しい鉄砲に替えた方がいい・・。
要は、真剣である為の行動・・。
そんな感覚だという・・(-_-;)

でも百歩譲って、ラケットに重大な欠陥
があっての事なら、その理屈も分かるが、
そのラケットは単なる道具であって、
生かすも殺すも結局は選手次第・・。
だって、自分が例え優勝した時の選手の
ラケットを使っても勝つ事はできない訳
ですからね・・。

という事は、選手のコンディションや、
相手の攻め方によって、そのラケットが
役に立たない道具になった・・という事
であり、イコール、やはり選手自体の
能力であり、道具に責任転嫁するのは
やはりプロとしておかしい・・。

西洋の考え方を理解しても、やはり
そこは納得のいかない&個人的に
大嫌いなプロテニス選手の行為でした。