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朝日新聞がやっと認めた慰安婦のデマ報道【その5】

【その4】からの続き!

さて、飛騨高山と白川郷ののどかな写真を
見て頂いた後には、またまた【慰安婦問題】・・(^-^;(笑)
ダラダラしてきたので(笑)今回の検証も含め、
朝日新聞が認めた【事実】をおさらいすると、

1)日本軍による【強制連行】の証拠は無かった。

【その1】でも書いたように、今までも
【軍による強制連行】の資料は全く見つかって
いなかった。
そのわずかな根拠として朝日新聞の【強制連行】の
唯一の証拠だったのが、慰安婦強制連行の
「吉田清治証言」だが、
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■読者のみなさまへ
 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。
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と、【虚偽】を認め【強制連行は無かった】と
全面否定した。
朝日新聞は1993年頃から、実は【強制連行】が
無かった事はわかっていた。
しかし、当時は今回の検証のように「間違いでした」
と言う事ができなかったので、その頃からすり替え
が始まるのだが、それが定着して来た頃の論調として、
例えば1997年3月31日 朝日新聞
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「強制」を「強制連行」に限定する理由はない。強制性が問われるのは、いかに元慰安婦の「人身の自由」が侵害され、その尊厳が踏みにじられたか、という観点からだ。
 「よい仕事がある」とだまされて応募した女性が強姦され、本人の意思に反して慰安所で働かされたり、慰安所にとどまることを物理的、心理的に強いられていたりした場合は強制があったといえる。
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なんと、【強制連行】を限定せず【強制性】
というすり替えを行って来た・・(笑)

さらに、この検証の8月5日の1面の
「慰安婦問題の本質 直視を」では、
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戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできません。慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです。
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8月16日の社説では、
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 朝日新聞は今月、慰安婦問題について特集を組んだ。過去の報道の誤りをただすとともに、慰安婦問題の本質は普遍的な人権の問題であることを示した。
 日本軍が関与して作られた慰安所で、多くの女性が兵士の性の相手を強いられた。女性の尊厳が著しく傷つけられた。その史実は否定できない。
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と、朝日新聞の「日本軍の」という主語に対する
【強制連行】の嘘に気付いて、これではやばい!
という事から「日本軍の」という主語が消えた、
誰がやったのか?(民間業者なのか?親族なのか?)
あいまいな主語に対する【強制性】というあやふやな
言葉にすり替え(笑)それだけでは力が無く、まずい
と思ったのか、なんと【女性の尊厳】という美しい
響きの言葉を同時につかい、主題を美しくすり替え
転換する高等テクニックを見せつけてきた・・(笑)
さすが、高学歴集団である・・(爆)●~*

で、結局、現在は朝日新聞はどういう事を言って
いるのか?というと、なんと慰安婦問題を全面的
に認める人は「女性の尊厳」を大切にする人で、
それを批判する自分のような奴は「女性の尊厳」
を大切にしないひどい奴という事らしい・・(笑)

だが、悪いが一番問題にしている韓国は
「女性の尊厳」が問題だったのではない・・。
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「慰安婦は強制動員」 韓国外務省、朝日取り消しでも見解変えず
(2014.9.2・産経新聞)
 旧日本軍の従軍慰安婦問題で、朝日新聞が「女性を強制連行した」とする日本人男性の証言を虚偽と判断し記事を取り消したことに絡み、韓国外務省報道官は2日、元慰安婦の女性が強制的に動員されたとする従来の見解を維持する考えを強調した。定例記者会見で述べた。
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と、韓国が問題にしているのは一貫して【強制連行】
なのだ。
でも、これで唯一の【強制連行】の根拠は消え、
今、新たに【強制連行】の資料は今回の検証でも
提示する事はできていない。
という事は【強制連行】は証拠が無いと確定した。

2)【女子挺身隊】と【慰安婦】は無関係である。

【その2】でも書いたように、【女子挺身隊】とは、
14歳から25歳までの女性達が戦時下に軍需工場
などに徴用された一般女性労働者である・・。
全く【慰安婦】とは何の関係もないのに、【女子挺身隊】
と【慰安婦】のふたつをくっつけたのが先に書いたように
朝日新聞だった。この【女子挺身隊】と【慰安婦】との
混同を、朝日新聞も今回の検証において、
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■読者のみなさまへ
 女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。
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と【誤用】を認め、誤報と訂正をした。
しかも、【その4】で書いたように、昭和19年6月4日
の朝日新聞朝刊で、【女子挺身隊】への加入を呼び
かけている記事を書いており、この時点で、きちんと
【女子挺身隊】は【慰安婦】ではない事がわかっていた。
【女子挺身隊】と【慰安婦】はどの角度から見ても、
無関係である事が確定した。

3)当時の貧困故の身内による【人身売買】はあった。

【その3】でも書いたように、一番最初に慰安婦の先駆として
出て来た【金学順(キム・ハクスン)】は、

「生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌
 の、あるキーセン検番(日本でいう置屋)に売られて
 いった。三年間の検番生活を終えた金さんが初めての
 就職だと思って、検番の義父(=キーセンの主人)に
 40円で売られ連れていかれた所が、華北の日本軍
 300名余りがいる部隊の前だった」

と、挺身隊として連れて行かれたのでもなく、だまされた
のでもなく、当時、貧困な日本人にもあった、ただ親に
身売りされた話しであった事を述べ、このようにきちんと
韓国紙や日本の月刊誌に掲載されているだけでなく、
その後12月に日本で行われた裁判でもそう証言している。

また、出る番組でドンドンと証言を変える事で有名な
【黄錦周(ファン・クムジュ)】の一番最初の証言は、

「生活は貧しく、12歳のときに100円で売られた。
 ソウルの金持ちの家で小間使い。1938年に威鏡南道
 ハムン郡で女中をしていた時に、その家の娘の
 身代わりとなって満州に連行され従軍慰安婦となった」

と、もちろん、気の毒ではあるが、やはりこれも、
当時、貧困故の身売りだったのだ・・。

4)【慰安所】の設置、【慰安婦】の募集は民間に
  任せたが、民間業者による【慰安婦の強制連行】
  や日本軍への性病の蔓延などを防ぐなど、秩序を
  守る為に【軍が管理】をした。

【その2】で書いたように、朝日新聞が

「慰安所、軍関与示す資料」
「部隊に設置指示 募集含め統制・監督」

と報道したが、記事をよく読めば、現地での慰安所
の設置や募集を監督し、民間の悪徳業者による
「強制連行」を、軍が警察と協力してやめさせよう
としたという内容・・。
これは内地で警察や保健所が吉原を管理したのと
同じで、兵士や慰安婦の事を考えれば当たり前である。

ファイル 2316-2.jpg

ちなみに、「大卒の初任給」が月収「約20円」の時代に、
慰安婦は約15倍に当たる「月収300円」以上で公募集を
かけられていた。

5)【慰安婦】はいたが【従軍慰安婦】はいなかった。

という事で、上記の事から【慰安婦】というのは給与を
支払っていた戦地にいた売春婦(公娼)である。
また、「従軍」とは軍に同行する人を指し、今までの
資料から、【従軍看護師】、【従軍カメラマン】、
【従軍記者】、などの存在はきちんと確認されています。
「従軍看護婦」と同じ意味で軍の指揮下に置かれた
「従軍慰安婦」はいなかった。
今回の朝日新聞の検証においても【慰安婦問題】と
表現しているが、ひと言も【従軍慰安婦問題】と
書いていない事からも、きちんと【従軍慰安婦】が
いなかった事を「表現を通して」結論付けている。

という事で、簡単にサクっとまとめるならば、結局、
戦地での国が管理する民間業者による売春が
あったという、日本における例で話すならば、
国、保健所が管理する、吉原に昔からある話の
貧しい家庭の娘が身売りされていた事と一緒・・
という大騒ぎする話ではなかった・・という事です。

【その6】へ続く!