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朝日新聞がやっと認めた慰安婦のデマ報道【その2】

【その1】からの続き!

そして、なんと、1月16日に宮沢首相が訪韓する事をわかって
いながら朝日新聞は、1992年1月11日に、一面トップで

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「慰安所、軍関与示す資料」、「部隊に設置指示募集
 含め統制・監督」と国益を貶める報道をする・・。

この時の報道内容は、見出しに「軍関与」とあるが、
記事を、よく読めば、慰安所の設置や募集を監督し、
民間の悪徳業者による「強制連行」を、軍が警察と
協力してやめさせようとしたという内容・・。
さらに悪質なのは、その記事に対して、用語説明で、
慰安婦について

「主として朝鮮人女性を挺身(ていしん)隊の名で
 強制連行した。その人 数は8万とも20万ともいわれる」

と、「挺身隊」と「慰安婦」を裏付けも取れていない
不確かなまま、混同記述し、これまた裏付けも
取れていない不確かなまま、「強制連行」と明確に
貶める表示を付け加える事により、日本政府は
対策を立てられず、宮沢首相は、訪韓時に、
盧泰愚(ノテウ)大統領との首脳会談で、「反省」、
「謝罪」という言葉を何回も使う屈辱外交となる・・。

【女子挺身隊】とは、終戦も近い1944(昭和19)年8月の
「女子挺身勤労令」 により、戦時下に勤労奉仕として
軍需工場などに徴用された14歳から25歳までの一般
女性労働者である・・。
全く【慰安婦】とは何の関係もないのに、【女子挺身隊】
と【慰安婦】のふたつをくっつけたのが先に書いたように
朝日新聞だった。

そして、それをきっかけとし、1992年1月の宮沢首相
の訪韓直前、韓国の通信社が国民学校に通う12歳の
朝鮮人少女が挺身隊に動員されたことを示す学籍簿が
見つかった!とする記事が配信され、

「日本は小学生までを慰安婦にした」

と誤解し、韓国はものすごく怒った!
そりゃそうだ・・14歳の女性を慰安婦として連行され
性の相手にさせられた・・なんて、日本最大の朝日新聞
が報じ、その裏付けとして【女子挺身隊=慰安婦】
という擦り込みの中、韓国の資料で12歳の少女が
【女子挺身隊】にいたという事が見つかったのですから・・。

しかし、これも、以前から多くの人間、識者に【虚偽】
と結論づけられており、朝日新聞も今回の検証において、
この【女子挺身隊】と【慰安婦】との混同も
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■読者のみなさまへ
 女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。
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と【誤用】を認め、誤報と訂正をした上で、

「朝日新聞は93年以降、両者を混同しないよう努めてきた」
「1993年に分かっていた」

と認めているが、わかっていて、なぜ1993年に訂正記事や、
謝罪を行わなかったのか?朝日新聞が汚いのは、こうした
事実を今の今まで正式に訂正や謝罪をする事はなかった
という姿勢なのだ・・。
一国の長である宮沢首相に訪韓時、「反省」、「謝罪」と
いう言葉を何回も使わせたにもかかわらずだ・・。

それについて、朝日新聞の今回の検証では、
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■読者のみなさまへ
 記事は記者が情報の詳細を知った5日後に掲載され、宮沢首相の訪韓時期を狙ったわけではありません。政府は報道の前から資料の存在の報告を受けていました。韓国側からは91年12月以降、慰安婦問題が首相訪韓時に懸案化しないよう事前に措置を講じるのが望ましいと伝えられ、政府は検討を始めていました。
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皆さん、この訳の分からない検証言い訳理解できますか?

「政府も知っていたんだから、俺たちが悪いんじゃないもん!」

と話をすり替えているのです。
いやいや、この厚顔無恥の検証には本当に驚く・・。

しかし、【その1】で書いた吉田氏の嘘による「強制連行」と、
今回の「女子挺身隊の慰安婦の混同」・・この朝日新聞自身の
検証をウソだと言い切るのが、元朝日新聞ソウル特派員の
ジャーナリスト・前川惠司氏だ・・。
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朝日元ソウル特派員が告発「慰安婦狩り嘘なのは常識だった」
 朝日新聞は5日と6日付の朝刊で、「慰安婦問題を考える」という特集記事を2回に分けて掲載した。「誤報の検証」である。このなかで、韓国・済州島での “慰安婦狩り”を証言した著述業の故吉田清治氏の証言を虚偽だと判断し、すべての記事を取り消した。
 朝日の検証記事で《当時、虚偽の証言を見抜けませんでした》と書いているが、そんなはずはないと話すのが、かつて吉田氏を取材したこともある元朝日新聞ソウル特派員のジャーナリスト・前川惠司氏だ。

「川崎支局にいた’80年ごろ、初めて吉田氏と会いました。印象としてはヌルッとした人だなと。彼は炭鉱などへ労働者を送り込む労務報国会にいて、朝鮮で畑仕事をしている人たちを無理やりトラックに乗せて連れ去る“徴用工狩り”をしていたと証言しました。でも、そのときは“慰安婦狩り”についてはまったく触れていなかったのです」(前川氏・以下同)

やがて吉田氏の「慰安婦狩り」の証言は頻繁に記事になっていく。前川氏は韓国で伝手をたどり、強制連行された女性たちを探し歩いたが、そういう噂を聞いた人すら一人もいなかった。

「ある人は『日本人が無理やり娘をさらったりしたら、暴動が起きる』と言いました。吉田氏が慰安婦狩りをしたという済州島は自転車でも2日とかからず一周できる小さな島です。日本軍が部隊を出して数百人も強制連行すれば、あっという間に島中に知れ渡る。慰安婦狩りなどありえない、それが当時の常識的な判断でした」

吉田氏は’92年8月に元慰安婦に謝罪する目的でソウルを訪れた。

「そのとき私は『この嘘つき』と思っていましたが、他社の特派員も同様だったようで、済州島での慰安婦狩りについて執拗に聞き続けるので、吉田氏はしどろもどろになって、途中で怒りはじめたように記憶してます。みんな吉田氏をはなから疑っていたんです」

朝日新聞は’92年1月11日付の記事で《主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万とも20万ともいわれる》と書いているが、これも 「慰安婦」と「挺身隊」を混同した誤報だと認めた。当時は慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料にも両者の混同がみられたからと言い訳しているのだ。

「でも、同じころ、朝日は別の記事で《挺身隊といっても慰安婦とは限らない》(’92年3月7日付朝刊)というソウル 発の記事を書いているんです。それなのに、当時は研究が進んでいなかったと書くのは無理な話です。要は、記者が裏づけ取材をしなかった証拠です。記者としての“基本動作”を怠ってきたわけで、記者の取材そのものを見直す必要があるでしょう」
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やはりここでも、朝日新聞は何の裏付けも取らないまま
報道していた事が証明されている。
もう、こんな裏付け取材もせずに、明確に嘘を言い切る
新聞社が存在していていいのか?

【その3】に続く・・。