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小林よしのり氏の「いわゆるA級戦犯」

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我々日本人が「知っているつもり」で全然「知らない」のが
「A級戦犯」・・そして、じゃあ「A級戦犯」の人物名を
挙げてみよ!と問われて「東条英機」の他に個人名を
挙げられる人は意外と少ない・・。
A級戦犯を罵る人・・
A級戦犯を認める人・・
A級戦犯を認めない人・・
A級戦犯をなんだか知らない人・・
A級戦犯を知ったつもりでいる人・・
どの人も、ひとまずリセットして読んで頂きたい・・。
自分も含めていわゆる「A級戦犯」と呼ばれている
人たちがどんな人で、どんな悪い事をやったのか?
どうやって「A級戦犯」を決めたのか?
正しく理解している人は、かなりの少数派でしょう。
そこが理解できる事と同時に、東京裁判の真実の姿が
克明に記されています。
さらに、先の日本経済新聞のスクープで「昭和天皇の
意志としての富田メモ」が公表されましたが、意外に
昭和天皇が

「権威主義者」であり「人の好き嫌いが激しい方」

であった事もわかる。
思想的に偏る事なく、淡々といわゆるA級戦犯と
何か?について、こんなに簡潔に明確にA級戦犯を
描いた本も珍しい・・。
富田メモが公表されたからこそ、8月15日を前に、
この完成度の非常に高いこの本をぜひ一読し、
あらためて「A級戦犯」とは何か?
そして、靖国神社の分祀、首相の参拝を考えてほしい。