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スズメバチへの人間の無力さ

9月11日、愛媛県大洲市で電動車椅子の
87歳の女性が、なんと車椅子に座ったまま
約150箇所を約50分にわたりスズメバチ
に刺され、搬送先の病院で翌日死亡した・・
という壮絶な事件・・(-_-;)

そばにその日サービスを受けた福祉施設の
付き添いの男性がいたそうだが、一旦女性
から離れて施設に連絡、約15分後に救急
隊員が駆けつけるも、伝達ミスで

「すでに蜂から逃げて安全が確保された場所に避難しているもの」

として連絡を受ており、蜂対策の防護服を
用意せず到着した為に、スズメバチに
刺されているのを30分近く手を出せず、
結果、スズメバチの数が減るまで見守る形
になってしまったという人間の無力さ・・。

自分が付き添いの男性だったとして何が
できたか?と考えたところで、たらればの
話にはなるが、電動車椅子というものが
電動をすぐに解除してただの手押し車椅子
に切り替わるのか?は良く知らないのだが、
ひとつだけできた事としては、刺され
ながらも、電動を解除して手押しで行ける
所まで全速力で車椅子を押し続ける事は
出来たんじゃないか?とは思う・・。
もちろんすぐ先が袋小路だったり崖だったり
したらば万事休すではあるが・・(^-^;

うちも毎年のようにアシナガバチの巣が
できるのだが、アシナガバチは巣をいじら
なければ攻撃はしてこない蜂なのと、その
年で巣からはみんな出て行ってしまって、
どっちみち空の巣になるので、最近は
見守る事にして除去はしないのだが、
基本、アシナガバチが今までに巣を作った
場所というのは、よくこんな所に・・と
感心するほど「人間の死角」という所を
選ぶ・・(^-^;

そしてまだアシナガバチの巣の場合は表面
にしっかりと巣の存在自体がハッキリと
わかるようにぶら下がっているのだが、
スズメバチの場合は家の中とか、土の中
とか排気口の中とか外からあまり見えない
場所にある事を考えると、うちに出来る
かもしれないという可能性はある訳で、
こうした事件も人ごとではない・・(-_-;)