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東京都民の感情論による愚策

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舛添知事、議長に辞職願を提出
(2016年06月15日・読売新聞)
 政治資金の私的流用問題に批判が高まっていた東京都の舛添要一知事(67)は15日午前、都議会議長に辞職願を提出した。
 辞職は交代が予定されている副知事任命後の今月21日付になる見通し。舛添氏は続投に意欲を見せていたが、与党の自民、公明両党を含む都議会の全会派が一致して不信任決議案を提出したことを受け、辞職に追い込まれた。与野党は、次期都知事選に向けて、後任候補選びに着手した。
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現在の「政治資金規正法」では違法でない
500万円弱の経費の使い道のために、
メディアも都民も都議会議員も血祭りに
あげ、都知事をやめさせる事が目的で、
真相究明など目的でないから、こうして
結局は何も解明しないまま幕引き・・(笑)

その結果、再び50億円もかけて、都政
として「優秀なのか?」も「金銭的に
きちんとしているのか?」も分からない
次なる都知事を求める・・(笑)

そう・・都政の事など、誰も考えていない
のだ・・なぜなら、

【舛添都知事が辞任して何か変わるの?】

この問いに答えられるマスコミや識者は
何人いるだろうか?

3年半で3回目の選挙だけで約150億円を
ふんだんに使う事になりそうなのに、
知事の500万円レベルの使い方に怒る
都民・・(笑)

舛添都知事はひとまず大まかな都政としては
問題ない(個人的には韓国学校はやめて
欲しいが(笑))のと、今回、不適切な部分
は返金、今後は恐らく今回を肝に命じて違法
でなくとも、道義的追求が恐ろしい・・と
いう事を知ったので、公私混同な経費の
使い方をしないだろうし、本来はタダで働く
という前例はあまり作るべきでないと個人的
には思うが、「給与返上」、「ボーナス返上」
で働く!って言っているんだから、こんな
コストパフォーマンスの安い都知事は、今度
の選挙をしても、現れないだろう・・(笑)

そう考えれば、感情的ではなく、合理的に
考えれば、個人的には国民の監視が一層
厳しくなり、襟を正すと言っている舛添
都知事のままで良いと思うのだが、都民は、
感情論で50億円を無駄に使うという愚策を
決断した・・(-_-;)

そして結局は、一番の問題である

「政治資金規正法の私的支出の制限」

させるための法改正には、メディアも都議会
議員も誰も言い出さない・・。
ココが改正されなければ、誰が都知事に
なってもまた、新しい都知事の公私混同の
部分がちょっとでも見つかれば、今回の
ような人民裁判になってしまう・・。

今回の舛添都知事へのリンチが「売れる」&
「視聴率」のためではなく「正義」なんだ!
というのなら「政治資金規正法の改正」の
キャンペーンを早くメディアはやれよ!
そこが改正されないとこの先、同じ事が
続くんだから、改正されるまで徹底的に
やれよ!それこそが「正義」なんだからさ!
ここは政治全体の改正に繋がる事なので、
切に願う・・ <(_ _)>

でも、見ていてみな・・そんな事、どこの
メディアもやらないから・・。
だって、そんな事報道したって、売れない
(視聴率取れない)んだもん・・(笑)