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プレミアム商品券の本当の問題

昨今、いきなりそこいら辺で
やり始めた

【プレミアム商品券】

国が【プレミアム商品券】に対し、
地方自治体に助成金を出すように
なったからだ・・。

せっかく国がお金出してくれて、
地方自治体が損をしないなら、
市民に現金を持ってもらっていても、
観光やレジャー、アウトレットなど
違う地域で使われてしまうかも
しれないが、市内でしか使う事の
できない【プレミアム商品券】を発行
すれば、自分達の市内の地域に囲い
込んで集約し、お金を使ってもらえる
から、結果、税収も上がる・・。

さらに使える場所の決定においては、
その街においての

「弱い部分&救済したい部分」

へ使えるようにすればいい・・。
よって、多くの地域は、

【中小企業の活性化】

を目指す事になるはずだ・・。
と言う事は、【プレミアム商品券】の
使える場所を、

「中小企業でしか使えない券」

もしくは

「大企業も使える券をエサにして、
 中小企業でしか使えない券も
 抱き合わせ」

での販売にすれば、どちらも中小企業
促進事業になる・・。

そして仮にそれを言い出したのが
政治家ならば、企業促進事業を率先
して行ってくれた・・という事から、
企業から票を集められる・・。

仮に【プレミアム商品券】発行で、
赤字で借金になったとしても、
今は市債を発行できるようになって
しまいましたから、その赤字は市債
を発行して、今の子供達に借金を
押し付ければいいだけですから、
全く、今の大人達に損の無いシステム
という事になる訳だ・・(-_-;)

とはいえ、本当の意味で無駄使いに
なるか?ならないか?は、実はその
【プレミアム商品券】を使える店が
成長できるか?できないか?
すなわち【プレミアム商品券】は
あくまでもその時だけの打ち上げ
花火でしかない・・。

地方自治体や国としては、表向きの
取り組みは企業の業績促進・・。
中でも、中小企業の業績促進は
本丸の課題である・・。
でも、その打ち上げ花火の意味は、

「地域の店を知って欲しい」
「地域の店で買い物をして欲しい」

という事だ・・。
地方自治体や国が税金を使って広告
をしてくれている訳ですから、その
【プレミアム商品券】発行のチャンス
を企業が活かして、地域住民に知って
もらい、商品の良さやお店の良さを
分かってもらえるなりして、中小企業
が地域住民を再来店させて業績を
伸ばさなければ、無駄遣いとなる・・。

再来店させる方法が無い中小企業の
店舗を促進しても、ダメなものは
ダメ・・となってしまうのが、一番
悲しいパターンなのだが、残念
ながら今は中小店舗の実態は、
まさにこれ・・(-_-;)

本当は、子供達に借金を背負わせ
たくなければ、それを導火線にして
中小店舗がたくさん売り上げる店と
なり、たくさん市に税金を払う店に
ならないとな・・。

税金の無駄遣いになるか?どうか?
は、企業が業績を上げるか?上げ
ないか?にかかっている・・。
実は、【プレミアム商品券】の
本質は中小企業や、中小店舗が
がんばらないと!なんですよ!(^^*)