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楽天の送料無料問題を考える

先日、楽天の三木谷浩史社長は一定額以上の
商品を購入した利用者の送料を無料にする
取り組みについて、楽天市場が

「アマゾンに負けている理由は送料」

だと強調し、

「何がなんでも成功させていきたい」

と語り、今年3月から始める方針を明らかに
した「楽天送料問題」・・。

消費者側はありがたい話だから、高見の見物
だが、個人的に楽天はキャンペーンがわかり
づらい、キャンペーン参加するもいちいち
エントリーしなくちゃいけないのがうざい。
挙げ句の果てに決済時にそのまま決済すると
広告メール受け取りにチェックされているのが
うざい、検索をかけても思った検索状態に
ならず、結局は検索結果の中から目的に
マッチングした商品を自力で隈無く探し出さ
ないといけないのも本当にうざい・・ので、
ヨドバシ、Amazon、その他を検索して
どうしても楽天でないと売っていない限り
使わない所なので、どうでもいいっちゃ
どうでもいい問題だったりする(笑)

楽天は各店舗条件が違うとはいえ、、出店料は
半年分を前払い、ロイヤリティが約10%位と聞く。
そして、殆どはクレジット決済でしょうから
クレジット決済手数料(3.25~4%弱)そこに
送料の負担までさせたら梱包費や緩衝剤代、
納品書などにおける封筒代、印刷代、用紙代など
含めれば恐らくは1商品に付き店側の経費は
売値の20%以上になる事は安易に予想できる。

となると、店によってはその経費分を商品に
組み込む形になれば、楽天側は送料無料に
よる購買力上昇&各店舗の商品単価が上がる
ので必然的にロイヤリティ分が増え、良い所
取りになる訳だ・・そりゃ三木谷社長は
何が何でもやりたいよな・・(笑)

ただひとつ今回の楽天の送料問題だけでなく、
以前のセブンイレブンのガッチガチに言う事
をきかないといけない問題など色々な事を
知る度に

「ああ・・こうして誰かに頼らないとできない仕事でなくて本当に良かった!」

と心から思う・・(笑)

そしてこうした問題の共通する点はどちらも
トップ(母体)は何も懐が痛まないという点・・。
そもそもAmazonも一律で送料無料ではない。
それでもAmazonは物流拠点を持って運営して
自社関連の物に限って送料を無料にする努力を
している・・。
だから本来は楽天側が自社で巨大倉庫を持って
在庫管理、発送管理するシステムにしないと
ダメなんであって、せめて楽天が運送会社を
独自で持って、そこ使うショップならその
ショップの送料は無料にして楽天側が持つ・・
位のレベルにしないと、単なる下請けいじめの
構図と変わらないよな・・。

というか、球団保持なんてやめて、その分を
全て送料分に回し

「送料は楽天が全て持ちます!」

で解決する問題で、自分でできないレベルの事
を人に押し付けるんじゃねえよな・・(笑)
本当はAmazonよりも日本企業である楽天を
応援したいんだけどな・・(^-^;