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実は長崎の方が凄かった・・

ファイル 1940-1.jpg

今日という日がオリンピックのレスリング金メダルに
隠れてしまっている・・。
67年前の今日は、1945年8月9日・・午前11時2分、
アメリカの原子(核)爆弾

【ファットマン(プルトニウム型)】

が長崎に投下された日・・。
実は、この【ファットマン】、
広島に投下された
【リトルボーイ】の1.5倍の威力
のもので
ある事は結構知られていない・・。


きっと【原爆=広島】のイメージが強いのと、
爆心地
から3kmと長崎の中心地が離れて
いたため、広島の方が
被害が大きかった
のとで、なかなか広島よりも威力が
あった
と伝わらないのだと思う・・。


いわゆる【キノコ雲】として出てくるのも、
実は長崎の
方の原爆の写真である・・。

広島に落とされた【ウラニウム型】の【ウラン】の
臨界質量(放射性物質が連鎖的に核分裂反応
を起こす為に必要な質量)は当時で15kgの量
が必要なところ、【プルトニウム型】に使われる
【プルトニウム】臨界質量は5kgで作れた・・。
現在は実質的な臨界質量が減少している為に、
【プルトニウム】が1kgは怪しくとも、2kgあれば
核爆弾は作れると言われている・・。
これが地球上に核爆弾が3万発ある所以である。

そこだけ考えても、世の中には【プルトニウム】
を作れる原発が欲しいはずである・・(-_-;)