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真っ向勝負をした者にしかわからない意味のない論議

韓国国内でのWBC・決勝戦10回表の

【イチローとの林昌勇(イム・チャンヨン)の真っ向勝負】

の論議・・。

【サインの伝達ミスか?】
【林のサイン無視か?】

韓国でなくとも、逆に日本が同じケースなら同じように
チクチクとした番組が続いていたりしたんだろうなぁ(笑)
いずれにしても、全責任があるのは監督であり、
こういうケースの場合、監督はグタグタ言わないのが
原則・・ましてや、選手のせいにするなんてもってのほか!
伝達ミスだとか、サイン無視だとか以前に、韓国が
この程度の人を監督にしたこと自体、問題視しなければ
ならない事だろうにな・・。

でも、救いは、韓国野球委員会が発表した試合後の
林投手のコメント

【サインを見誤ったが、勝負したい気持ちもあった。
 誘い球が失投になった】

韓国国内では戦犯扱いされる事は目に見えていた
林投手自身の立場を考えれば、ハッキリとは言い切る
事はできなかったんだろうが、【サインを見誤った】
というのは監督やコーチをかばう言葉であって、
本当に見誤っているのならば、監督なりコーチなり
が飛び出してくるはず。
だって【当然敬遠】というあの場面で、そんなに
微妙な敬遠にする必要はなく、堂々と敬遠して良い
シチュエーションの中、サインをそんなに複雑にする
必要性もない・・。
それ以前に、自分に自信のない投手ならまだしも、
多少なりともプライドや自信のある投手だったら、
あの場面で敬遠したい投手はいない・・。
絶対に自分の実力を示したいし、あそこでイチロー
選手を抑えれば、林投手はヒーローだったかも
しれない訳だ。
さらに、世界のイチローと言われても、今大会の
イチロー選手は打率2割・・。
その後の中島選手は3割以上の打率・・。
やはり、本音は【勝負したい気持ちもあった。】
って所でしょう・・。あの時は、イチロー選手と
林投手の

【ホーリーランド】

であり、真っ向勝負をした者にしかわからない
世界なのだ・・。

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ただ、個人的感情と勝つ野球・・が天秤にかかった
場合、韓国チームの一員として、勝つ事を目標と
している以上、やはり【敬遠】しなかったという
事は林投手は甘かったという事になるが、

【一言言うとすれば、もしこういう試合がまたあったら、
 同じように戦いたい。いい勝負でした。後悔はしていない】

と語っていた所に、2度と味わえないかもしれない
その時を、真剣勝負で共有した者にしかわからない
喜びがあったのだろう・・と、すごくうらやましく
思う・・。だからスポーツは楽しいのだ・・(゚-゚)b