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【Sマーク】という無意味なもの

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Sマーク登録店 また減少(2013年4月18日・理美容ニュース)
https://ribiyo-news.sakura.ne.jp/?p=9869
 全国生活衛生営業指導センターは2013年4月17日、今年3月末現在の標準営業約款登録店数を発表。理容は3万2789店(前年比 ▼1.9%)、美容は1万5899店(同▼3.5%)で、減少傾向が続いている。約款登録店は理容と美容で9割以上を占め、生衛業全体でも5万2070店 (同▼2.6%)と減少した。
 標準営業約款、いわゆるSマークは、安全、清潔、安心を消費者に保証することで、登録店の利用を促そうとする制度。しかし、消費者へのPR不足から認知度が低く、しかも生衛業でも約款を作っている業種は理容・美容・クリーニング・麺類・一般飲食の5業種にとどまっている。
登録店も、組合の組織率が低いことや、登録料6600円をはじめ、その他費用(業種によって異なる)がかかることから、伸び悩んでいるどころか、減少が続いている。
 理容は前年は3万3420店、前々年は3万7772店。美容は同じく1万6469店、1万7911店といった具合だ。
 標準営業約款の制度は、昭和32年に制定された「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」による制度だが、半世紀経っても標準営業約 款はじめ振興指針が定着していない。この法律は、組合によって業の振興を図ろうというものだが、いまだに組合がない業(都道府県)や、あっても理容業を除いて組織率が低く、法律の目的は達成されていない。
 この法律の存廃を含めて、生衛業の振興を図るための方策を根本から検討し、再構築する時期にきているようだ。
ファイル 2072-1.gif
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自分のサロンは【Sマーク】は拒否した
まま(今となっては拒否もクソも何も
関係ないが・・(笑))である・・。

なぜなら、

「Sマークは、安全、清潔、安心を消費者に保証する」

とあるが、こんなのは真っ赤な嘘で、
このマークの授与にあたっては
検査も何も無い・・。
そう・・どんなに汚い店でも、
どんなに安全でない店でも
会費のようなお金を払えば
全て承認される
・・。

要は【Sマーク】を買うのだ・・(笑)

記事にあるように、買うシステムで
ある以上は全く意味が無い・・。
そんなくだらないマークにお金と
人をかけるのならば、個人的には
電気分野を除く工業分野の
国際的な標準である国際規格を
策定するための民間の非政府組織
が出している、

【ISO(nternational Organization
  for Standardization
 <国際標準化機構>)】

のような崇高なレベルでの「安全、
清潔、安心の補償」をする対外的
にも価値がきちんとわかるシステム
に再構築すべき・・と思っている。

例えば、3つの「S」だと言うのならば
【SSS-0123456】のような
「トリプルSに承認番号」が付随し、
その番号でお客様自身でも
きちんと確認が取れるようにし、
尚且つ、それを取るには相当な
レベルでの「安全、清潔、安心」の
調査が行われ、審査されるように
する
・・。

そんな素敵なものができたとした
ならば、その時には、ぜひ、こちら
から頭を下げてでも承認に挑戦を
したい・・。
それが自店のレベルUP&お客様
への信頼や安心のひとつに
なるのだから・・。

これを読んで怒る理美容関係者が
いるとするならば、それはお客様
の方を向いていない・・。
向いているならば、こんなレベルの
マークに満足しているはずは無く、
崇高なマークにする事に尽力する
はずだからだ・・。