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沢田研二氏の思想を考える【前編】

沢田研二氏のさいたまスーパーアリーナでの
コンサートドタキャンの件・・。
報道によれば、沢田氏としては

「関係者から9000人と聞いていたが実際は7000人」

と知らされご立腹。

「客席がスカスカの状態でやるのは酷なこと。無理だよ。僕にも意地がある」
「その中でやらせるというのはそれはひどいだろうと。約束を破っていながらそういうスカスカの状態でやれというのは僕には酷だと。それは老人虐待にも通ずることじゃないの」

・・と(笑)
ふーん・・独特で偉そうな思想だな・・。
で、

「ライブをやるならいっぱいにしてくれ。無理なら断ってくれといつも言っている」

と、スカスカの会場ではやりたくないという
理屈・・。
ある意味ライブなど周りの人間達が満席に
させないなら俺はやらなくてもいいんだ・・
というような口調・・(笑)

しかし、次の日のテレビでは、どのワイド
ショーでも大御所だからなのか?

「沢田研二賛美」

ばかりでビックリした・・(-_-;)

ま、それは芸能界の「暗黙の配慮」なのかも
しれないので仕方ない・・。
なら、個人的には、こうした沢田氏の

「傲慢な思想」

はどうやったら行き着くのだろう?という
別な角度から考えてみた。

するとある事に気づいた・・。
沢田氏のような思想は、

「事務所とイベンターによって作られたアーティスト」

と、ロックバンドのように

「路上ライブや小さなライブハウスで地道に自分達の手で這い上がって人気の出たアーティスト」

との違いなんだろうな・・と。
「ライブをやるならいっぱいにしてくれ。
無理なら断ってくれといつも言っている」
という思想は、少なくとも路上ライブて
数人を前に活動してきたところから始めた
人間には絶対出てこない思想だからな・・。
さらに、今回はイベンターが主導ではなく
事務所が主導する「自主興行」だったそうで、
余計わがままを通せたんだろうな・・。

【後編】に続く・・(^^*)