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音楽にかけるお金が【0円】の時代がやってきた<後編>

<前編>はこちら!

さらに、他の人に

「この音楽いいよ!」

と音楽を何か別媒体に入れて渡す(昔でいうレコード
からカセットに録音してカセットを渡す)機会すら
【権利】の名の下に奪っている・・。
昔は、やはり自分で買うまでもないものを、その
アーティストのファンだったりする奴にお願いして
カセットに録ってもらっていて、逆に自分が持って
いるレコードは今度、買うまでもないけど聞いて
みたいと思っていた友人にカセットで渡り、音楽が
広がっていた自分の時代・・。
何たって、今や、友人に曲を渡したら、即座に
逮捕だからな・・(^-^;(笑)

そして【権利】と言えば、昔より街中に音楽が
流れなくなった・・。
これも普通に店で音楽を流すと営利目的という事で
金をとられるから、世の中で普通に音楽を意識しないで
暮らしていると、耳に入ってくるのは、ビックカメラや
ヨドバシカメラのように自店で作った騒がしい音楽に
触れるくらい・・(笑)
学校など教育現場ではクラッシック中心、テレビでは
腐ったアイドル、毎日の日常の中にラジオなど聞く
機会もない・・。
この環境下で、良い音楽を好きになる要素を探す方が
大変だ・・(笑)

その環境下に昨今のデフレで給料も下がり、ゲーム
やスマートフォンを始め、音楽以外の娯楽が充実
してきたから、本気でない大人達に仕組まれた音楽
に金出す程、お金も余っていない・・(笑)

こうやって、時代が急速に変化しているのに、芸能
プロダクションやレコード会社、著作権を管理する
団体などなど・・【権利】ばかりを主張し、お金を
儲けさえすれば良いというシステムが、きちんと、
音楽ファンを育ててこなかったという形で露になり、
今や、予測もしなかった

【国民が音楽を無視】

する時代に突入した訳です・・。
でも、そうした足下が見えていないから、やっと
重い腰を上げた【Sony Music】が11月7日より
iTunes Storeにて、リリースされた楽曲の配信を
スタートさせた・・。
配信が開始されたのは松田聖子、矢沢永吉、X、
佐野元春、TM NETWORK、浜田省吾、尾崎豊、
久保田利伸、中島美嘉、米米CLUB、ユニコーン、
プリンセス プリンセス、奥田民生、電気グルーヴ、
PUFFY、TUBE、L'Arc-en-Ciel、いきものがかり、
西野カナ、JUDY AND MARY、渡辺美里、YUKI・・
などなど新旧さまざまな多数のアーティスト・・。
もう、こうして書き並べてみるだけで、ここまで
来るのに10年もかかったSonyのダメさ加減を
象徴しているのだが、さらにSonyのダメさ加減が
ひどいのが、このサイトへダウンロードしようと
行ってみると、いきなり

ファイル 2003-2.jpg
「違法ダウンロードが~」

と、一瞬、

【お前は犯罪者だ!】

みたいな嫌悪感をに苛まれる・・みんなも行って
みてイヤな気持ちになるといい・・(爆)●~*
でも、これもちょっと考えればわかる事・・(-_-;)
だって、違法ダウンロードしようとしている奴は、
そもそも【Sony Music】のサイトへ行かない
でしょうよ・・┐('~`;)┌

そう考えれば、

「いらっしゃいませ!」

と歓迎されるのが本当なのだが、そうした消費者
心理もSonyは全くわかっていない・・。

だって、どの位にひどい事なのか?

現実で照らし合わせてみると良くわかる・・。
本屋に入りました→店員がいきなり近づいてきて

「万引きは犯罪ですよ!罰金~ですよ!
 懲役~ですよ!万引きはいけませんよ!」

と面と向かって言われたら、あなたはその店で
本を買うだろうか?
こんな簡単な事もわからないSonyのダメダメさ・・。
自分たちで音楽を買う気を削ぐわさせてどうする?

ま、こうして色々な音楽の方向性を見つめ直して
みただけでも、【権利!】【権利!】と目くじら
立てているうちは、回復は無理でしょう・・。

さぁ・・こうして人の心を無視して【権利】という
旗をいつまでも振りかざしているのは一向に構わないが、
音楽が無くても全然困らないって事に気付いてしまった
人間達を音楽にお金をかけるレベルに戻すのは本当に
大変だぞ・・┐('~`;)┌ (笑)