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ダイハード4.0【ネタバレ注意!】

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招待券を頂いたので【ダイハード4.0】を観てきた。
なぜ故に、今回だけ【4】ではなく【4.0】なのか?(笑)
どうでもいい事だが邦題だけで、効果は別にして配給会社の何か
意図的な策のようである。(笑)

前回の【ダイハード3】が失速、期待はずれだったのと
【ジョン・マクレーン(ブルース・ウイルス)】が【52歳】と、
もう、かなりおっちゃんになっちゃったのとで、

【どれどれ・・老体に鞭打って、どんだけがんばったんだ?】

と軽い気持ちで観たが、

【ごめんなさい・・m(._.)m】

と謝っておこう。

今回は【ダイハード】のお約束

【ダイハード→死んでも死なない男、または 最もついてない男】

はもちろん健在だが【クリスマスにテロに巻き込まれて独り闘っていく】
というシリーズの統一性は無い。
その代わり、今回は【独立記念日】である(笑)
また、アクションの過激度・加速度はシリーズ最高である。
今回の敵は【サイバーテロ】で、交通手段・通信・電力などを支配して
いくテロリストに【ジョン・マクレーン】が、またまた計画もなく
行き当たりばったりで戦って行く・・(笑)

いつもながら、ものの10分ほどで序曲が始まり、あとは、どうやって
撮ったの??ここら辺はCG??と思う怒濤のド派手バイオレンス
アクションがオンパレード!(笑)
トンネルのアクションは結構ワクワクするが、最後の戦闘機のアクション
は失笑さえしてしまう。
もちろん、アクション映画での【お約束】は、【ダイハード4】でも
健在・・消火栓の水や車は【必ず】ヘリにブチ当たり見事に破壊、
戦闘機にも荷物がブチ当たり見事に破壊、戦闘機からミサイルを
受けても、飛び降りても無傷・・>絶対、死なない!(爆)●〜*
また、ストーリーにおいて、テロにおける【全米が停電】戦闘機に
よる【ハイウェイ破壊】と、次々と国民を巻き沿いにしたとんでも
ない事が起こるのに

【人々はどのようにパニックになったのか?】

という、そうした細かい事は全く描かれていない。(笑)
その後どうなったのよ?とつっこみたくなるが・・そう・・そんな事
を考えちゃいけないのが【ダイハード】だった・・(笑)

ここでどうしても比較してしまうのが【ダイハード1】。
【ダイハード1】は素晴らしかった。
結論から言って、今回の【ダイハード4】も【ダイハード1】には
負けていると思う・・しかし、今回は【質】が全く違う。
そこだけは理解してみないと、【ダイハード4】の良さはわからない
気がする。

全体的に観ると、【アナログ】なマクレーンに【デジタル】な
サイバーテロという

【アナログ】と【デジタル】

のストーリー内でのバランス&描き方は絶妙だ。
投げ売り?ハッキング?サイバー攻撃?と【デジタル用語】がたくさん
出てくるが、それらの【デジタル用語】の事が全くわからなくても
きちんと楽しめる。(笑)
そう・・ここでの【デジタル】というのは【鎧】であり、根底は
【アナログ】で描かれているからだ。
さらに冒頭と最後で、父親に反発する娘と、娘が心配で仕方ない父親の
バランスも見事に描かれている。
ただ、【ジョン・マクレーン】が完全に【スーパーヒーロー】化して
しまった事だけが悔やまれるかな・・(笑)

でも、迫力的には【シリーズNO.1】ですから最初から一気に引き込み、
最後まで爽やかに?スカッと観せてくれますよん!(爆)●〜*