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さあ、生まれ変わるのか?

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アメリカの首都ワシントンに200万人と言われる観衆の中、
【バラク・フセイン・オバマ氏(47)(以下オバマ氏)】
が1月20日に第44代アメリカ大統領に就任した。
世論調査では、8割がオバマ政権の誕生を歓迎している
という報告からも、アメリカ国民の寄せる期待は大きい。
200万人が集結したと言うのも、きっと、先の見えない
行き詰まり感すらあるアメリカの現状を打破して欲しい
という希望の数なのだろう・・。
オバマ氏は60年前と言っていたが、40〜50年前ですら、
黒人はレストランに入るのを拒まれ、白人とは一緒の
空間で食事ができなかったという時代背景を考えると、
本当に歴史的な瞬間ですね・・。

しかし、ニュースでもやっていたが、ファーストレディの
ミシェル夫人・・すごい経歴の持ち主なんですね・・(^-^;
出身はシカゴの貧民街・サウスサイド、奴隷の先祖をもつ
アフリカ労働者階級とな・・。その出身でアメリカで生きて
ゆくというのは、大変だったようですね。
でも、高校時代は飛び級でプリンストン大学、卒業後は
ハーバード法科大学院に進むという、まさにエリートの
道筋をまっしぐら・・(^-^;(笑)
その後は、企業法務の弁護士事務所に就職、弁護士に。
市役所や非政府組織(NGO)などの仕事を経て、大統領選
直前までシカゴ大学病院副院長を務めるというキャリア・・。
オバマ氏が困った時には、全てミシェル夫人が決めると
公言しているのだが、そんな事を公然と言って問題にならない
アメリカには驚くよなぁ・・。
日本だったらマスコミに

【自分で決断できない人間に日本をまかせて良いのか?】

だとか、レポーターが開口一番に

【今回の決断は夫人がなさったんでか?】

みたいな感じで、マイクを何本も向けてボコボコにされて
しまうだろうな・・(笑)

とはいえ、新しい大統領に代わり、国際秩序作りに、
色々な国がガンガンと働きかけてくる事は目に見えている。
日本は、アメリカに言われた事を協力するだけでなく、
日米同盟の枠を飛び越え、新しい世界のあり方や地球規模
の問題に日本がどう関わって行き、国際秩序作りにどのような
提案をし、主導権を執って行くのか?
早速、日本の外交力が試される・・。