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イースタン・チャレンジャー号・沈没

午前5時27分にイースタン・チャレンジャー号から海上保安庁に
SOS、衝突から6時間半、午後0時7分に沈没・・・。
凄まじかったですね!
映画でなく完璧に沈むシーンを見たのは初めての人がほとんど
であろう・・。
横っ腹から海水が侵入し、だんだんと船底に貯まり、そのまま
沈んでいくものかと思っていたが、不謹慎ながら、船首を
下に向け、あんなに見事に沈んでゆくのかと変な所に興味を
覚えた。(^-^;
とはいうものの、船のようにそれほど速度の無いものなのに、
あんなに見事にぶつかるものなのか?

「事故当時、濃霧で視程150m」

と発表されている。となると150m前で初めて壁のように
大きな物体が見えた事になる・・さらにぶつかった「津軽丸」
は気付くのが遅れたと話しているそうですので、実際には
旋回までに100mなかったのかもしれない。
さらに、船の速度が出ており、余力で進んでしまっている訳
ですから、素人考えでも、イースタン・チャレンジャー号
の幅の「壁」が見えて気付くのが遅れてぶつかるまでに
100m切っていたら旋回は難しいだろう・・。
さらに、知らなかったが、事故の起こった時間の午前5時半頃
は、東京湾への入港船の数は実はピークの時なのだそうだ。
東京湾の一番狭い「浦賀水道」は、ただでさえ多いときには

「800隻」

が通るという超難所で、狭さも700m×2コース(上下それぞれ
1コース)しかないのだそうだ。いやいや、船の世界も
すごいのね・・(^-^;

さらに、沈んだフィリピンの貨物船

「イースタン・チャレンジャー号(6182トン)」

は、以前に「武器密輸」が発覚していたり、一方の

「津軽丸(498トン)」

は、昨年6月北海道沖で衝突事故を起こしているなど、
どちらも何らかの

「やんちゃ船」

な「オチ」がついているそうな・・・。(笑)