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ライブドア上場廃止

東京証券取引所は3月13日夜、東証マザーズに上場しているライブドアと、
事件に関与していた関連会社のライブドアマーケティングの株式を
4月14日に上場廃止することを決定した。
2種の株式は3月14日から、すでに投資家に上場廃止を周知させるため
「整理ポスト」に割り当てられ、1か月後の4月14日に上場廃止される。
それを受けて14日はライブドア関連株が一気に吹き上げた。
ライブドア株所有の友人は

「実物の株券が欲しいので手放さない」

と言っていた。事実その通りになった。(笑)
しかし、ライブドアは株式の分割を繰り返してきた会社で、
今やその発行総数は

「およそ10億5000万株」

と言われている。そのうち、印刷されているものは、およそ
「6億1000万株」、残りのおよそ「4億4000万株」は印刷しなければ
ならないそうだ。実際、その残りの「4億4000万株」は

「証券保管振替機構(保振)」

で管理している。普通の上場企業は株券を「保振」に預け、「権利」
だけを売買をしているが、上場廃止という事は「保振」では管理できなく
なり、株券を株主に印刷して返還しなければならないそうな。
で、その株券の印刷だが「紙代」「印刷代」「発送代」「印紙代」で
株券1枚のコストは400円〜500円位かかるそうだ。
しかし、ライブドア株は1株から買える。という事は、印刷が400円で
できたとして、

「400円×4億4000万枚=1760億円なり・・・(◎_◎;」

仮に100株単位で作ったとしても、

「400円×440万枚=17億6000万円なり・・・(◎_◎;」

さらに、ライブドア株主は約22万と言われ、この各株主への
郵送コストを300円位として、

「22万人×300円=6600万円なり・・・(◎_◎;」

単純に考えて、安くて18億円、高いと2000億円ちょっとかかる
計算に・・どうするつもりだ新生ライブドア・・?