記事一覧

ボジョレ解禁

今年はいわゆるワインがおいしいので「ボジョレー・ヌーボー」を
飲んでませんが・・・(^-^; でも飲んでいないと、なんか
「祭り」に参加していないような不思議な気分(笑)
「ボジョレー」ってなぁに?実は知っているようで知らないもの。

「ボジョレー・ヌーボー」のボジョレーは「BEAUJOLAIS」=
フランスのボジョレー地区、 ヌーボーは「NOUVEAU」=「新しい」
という意味。よって、もちろんボジョレー以外の地方にも、様々な
「ヌーヴォー」があります。
そのフランスのボジョレー地区で今年採れたフレッシュなブドウで
作った、出来たてのワイン「ボジョレーヌーボー」は全世界一斉に、
11月の第3木曜日の解禁日(今年2005年は11月17日)以降に飲める
という訳です。
実は、1967年に、フランス政府によって、「ボジョレーヌーボー」
の解禁は「11月15日」と決められました。ところが、毎年15日に
決めてしまうと、年によっては、当たり前ですが土曜日や日曜日に
重なってしまう事があります。すると、休みの日に働きたがらない
お国柄のフランスでは、せっかく新酒を出荷しても、運送業者が
動いてくれず、解禁日にワインが届いていないなんてハプニングが
起こってしまったのです。これでは困るということで、1985年に
「第3木曜日」に変更されたとの事です。
なぜ、基本的には薄くて通常のワインよりおいしくないのに高いのか?
それは空輸だからです。後日(2〜3ヶ月後)、船便で届くと来年の
冬のあたりでは半額以下の値段になるのです。
今回はそうなったら飲もうと思います。(笑)