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「女王の教室」終焉・・

泣いちゃったじゃねえかよ・・(;_;)>「女王の教室」最終回(笑)
ここ何年でこれほど色々な意味で素晴らしかったドラマ
というと思い出せない・・まさしく、今回の「女王の教室」
はそれにふさわしい内容だった。
今の学校に足りないモノをストレートに描き、その方法に
おける毒の撒き方や「ドラゴン桜」に出ていた生徒役など
足元にもおよばない子供達のリアルな演技、毒を撒いた
問題定義の中にも、解決するすべをきちんと随所に散り
ばめている脚本、壁があると叩いてみたら固かった!
高かったから乗り越えるのをやめた!からあきらめた!
みたいに壁を自力で乗り越えられない、乗り越えようと
しない子供達に考え理解しイメージする事を徹底的に
教え込む先生のスタイル・・・。
最終的には自分で乗り越えるしかない事を随所で気付かせて
いるので、娘に先生が言うその部分を「ちゃんと理解して
いるか?」と問うと「????」という顔が返ってくる。
全く理解していないらしい・・(笑)
それ以上に起こる出来事が冷酷すぎてリアルすぎてという
部分が、子供には衝撃が強すぎて、ポッと出てくる先生の
「その問題を解決するための助言」まで、きちんと理解
できないようだ(笑)って・・そんなのうちに娘だけかも
しれないが・・(^-^;
生徒への問題定義もそうだが、先生の質への問題定義、
親への問題定義、教育への問題定義もきっちり行われて
おり、それに対する作者なりの答えも導き出されている
のはドラマ的に意義が大きい・・逆を言うと一方的な
考え方を押しつけられるとも考えられるので「洗脳」とも
写るが、この位の厳しさに大人が洗脳されるのならば、
むしろ大歓迎であろう・・。
最後の子供たちの軽いノリの恋愛が出てくるのには
ちょっとガッカリ(というか必要ない!!)だったが、
学園ドラマに「くさび」を打ち立てたのには間違いない。
LPモードで録画したのが悔やまれる・・_| ̄|○(笑)