記事一覧

HIVとエイズの違いは?

「新規にエイズを発症した20代前半の患者数が急増しており、
中高生ら若年層の間にエイズウイルス(HIV=ヒト免疫不全ウィルス)
が広がっている恐れがある」と実は昨年の10月に発表されていた
らしい・・>知らなかった・・(^-^;
カミソリを使う我が業界は、やはり深刻な問題であるため勉強会は
多い。
ここで、表題の「HIVとエイズの違いは?」とおもむろに聞かれると、
はっきり答えられる人は少ないのではないだろうか?

<HIV感染者とはHIVウイルスに感染しているけどエイズを発症して
 いない方の事で、エイズ患者とはHIVウイルスにより免疫力が低下し
 「エイズとみとめられる病気」を発症した患者さんの事>

が正しい答えだ。
エイズは感染から発症まで約10年の潜伏期間があるとされ、20代
前半での発症者は10代前半に感染した可能性が高いとみられる。
HIVが感染に十分な量含まれているのは

(1)血液 (2)精液・膣分泌液 (3)母乳

よって、会社や学校などの日常生活ではうつらないし、空気感染も
しない。感染経路は主に

(1)性行為(日本では7〜8割と大半を占めています)・・感染者
   との予防のないセックス
(2)母子感染・・・感染しているお母さんから赤ちゃんへの垂直感染
(3)麻薬や覚醒剤など注射器の共有・・・血液の侵入

とあるが、感染者との予防のないセックスもさることながら、最近は
アダルトビデオの影響で、いわゆる「顔射」を女性が喜ぶという
錯覚男の増殖、SEXは浮気だが、フェラは浮気じゃないという若い
女性達の価値観の変異など「性」に対する時代の流れがエイズの感染
に拍車をかけているらしい。
ああ・・娘達の時代はどうなってしまうのか?
考えても仕方のない事だが「憂鬱」だ・・。