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非常に勉強になる「日本vsアメリカ」戦

9月6日、日曜日の夜は、18歳以下の
「ベースボールワールドカップ」の
決勝戦の日本vsアメリカだった・・。

1stラウンドでは日本の足を使った
技ありのスモールベースボールが
機能した戦いだったので、今回は
やはり打ち勝って欲しい!との願い
を込めて観戦!(^^*)

結果論ではあるが、ホームランを
打たれた訳でもない、劇的なヒット
を打たれた訳でもない、でも日本が
たったふたつのシーンで自爆して
負けた・・という非常に残念な試合
だった・・(>_<)

1stラウンドでアメリカを5安打完封
した仙台育英の佐藤投手は日本と
しては妥当な選択・・。
そして、この佐藤投手は、3回の投手
正面のゴロを三塁へ悪送球した事以外
は素晴らしいピッチングだっただけに、
自分で自爆した悪送球での1点は
大きかった・・(>_<)
ここがまずひとつ目のシーン・・。

ふたつ目のシーンは、6回・・。
篠原選手の四球、杉崎選手の二塁打で
二塁三塁とした後のワイルドピッチ
での篠原選手の本塁突入でアウト!
ツーアウトならわかるが、ワンナウト
で、しかも足元の悪い雨の試合での
判断としては、もう少し話し合って
おいて欲しかったところ・・(>_<)

その直後に津田選手がライト前ヒット、
勝俣選手がセンター前ヒットと、両方
詰まったヒットだったが、二塁走者は
安全策でどちらも三塁ストップでも、
三塁走者はどちらも安全に生還できて
いますから、ここで2点が確実に
取れていて、この時点でワンナウト
で一塁二塁・・。
その後、清宮選手の内野安打で満塁と
同じ状況になっていたが、実はここで
アウトカウントの差・・すなわち、
ワンナウトとツーアウトでは、次の
平沢選手のシーンが全く違って来る
のだ・・。

その後、平沢選手は一塁ゴロになるの
だが、アメリカはファンブルする・・。
そしてヘッドスライディングの平沢選手
とカバーに入ったアメリカの投手とが
交錯して、結果アウトになる・・。

余談だが、見た目、セーフっぽかった
ので、超スロー再生にして確認して
みたが、しっかりアウトだった(笑)
審判、さすが!(笑)

と、話はズレたが、投手との交錯・・
ここで、アメリカの投手は一塁を踏んだ
後に転んでいましたから、ワンナウト
なら、三塁走者は生還で1点、もしか
したら、転んでいた事で、本塁へ送球
するという次のプレーは出来なかった
かもしれないので、二塁走者も生還
していたかもしれない・・いや、生還
できなくて、本塁でタッチアウトだった
としてもそこでスリーアウトなので、
1点は入っていましたから、最低でも
3対2で逆転していた・・というシーン
に変わる訳だ・・(^-^;

いや、選手達を責めているのではなく、
セオリー通り、ヒットが出なければ
いけないところで、こうしてヒットが
出なければ負ける・・。
また、力が拮抗しているチームとは、
ミスをした方が負ける・・という
野球の王道がそのまま表れ、これが
野球の面白いところでもあり、怖い
ところでもあるという印象的な決勝戦
だったのだ・・。

結果には残念だったが、野球をやって
いる子供達には、今後の教訓に非常に
勉強になる、素晴らしい試合だった
と思います!(^^*)

選手の皆さん、お疲れさまでした!
でも、しばらくはちょっと勉強を
頑張りましょうね!(笑)