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中国の恐るべき献血事情

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献血で高校入試に加点? 中国で批判噴出
(2014.9.27・産経新聞)
 中国浙江省浦江県が、計4リットル以上の献血をした場合、自分の子どもの高校入試の得点に加点する政策を打ち出し、議論を呼んでいる。中国メディアが伝えた。
 4リットルで1点、6リットルで2点、8リットルで3点加算するという。子を思う親心につけ込んだ政策で「(献血という)無償の行為を見返り目的のものに変えている」などと批判の声が噴出した。
 地元教育当局は政策の実施を最終決定したわけではないと話している。(共同)
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偽善者の自分が世のためにやるのは、
募金だとかではなく、唯一【献血】
なのだが(笑)、中国の【献血】の
話題には笑った・・。

上記の中国のお笑い政策の前に、
世界の平均献血率というのは、
どのくらいなのか?というと、

「4.54%」

だそうで、おお!不衛生な後進国も
あるから仕方ないか・・と思って、
日本の平均献血率を調べてみた
すると、平成25年度で

「6.00%」

大体、5.5%~6.1%付近で推移して
いるようで、え?先進国で衛生的にも
ダントツであろう日本が、こんなに
少ないの?とちょっと個人的には
ビックリしたのとちょっと残念・・(^-^;

確かに日本においても、献血車の
前を通るとわかるが、

「A型は〇〇人分足りません!」

などボードや紙に足りないと書いて
ある・・。
以前、自分も献血がてら担当の
看護婦さんに、何でそんなに
足りないの?と聞いたことがある。
なぜなら自分はO型なのだが、
大抵、O型が一番足りないので
ある・・。
でも自分の素直な疑問としては、
O型が一番世の中に多いのに、
なぜO型が足りないのか?という
ことであった・・。

すると看護婦さんは笑いながらひと言、

「O型が一番世の中に多いという事は、
 血液が必要な状態になる患者さんも
 一番多いんですよ!」

って・・考えてみればそりゃそうだ!(爆)●~*

さて話を【献血率】の方へ戻そう・・(笑)

本題の中国の平均献血率だが、これが
ビックリで、中国衛生省の調べでは

「0.84%」

だそうで、なんと「1%未満」であるという
深刻な状態・・。
という事で、中国の各地で知恵を絞った
訳だ・・(笑)
そこで考えたのが、親が献血するとを
公立高校に進む子供の入試の点数が
上がるという記事の方法・・。
これは中国といってもいわゆる日本で
言う県レベルの政策らしいが、
浙江省浦江(ほこう)県の政策。
親が献血をすると子供の入試の点数が、

○4リットルで+1点
○6リットルで+2点
○8リットルで+3点

と、合格ラインにスレスレの点数だった
子供にとってはおいしい話である・・(笑)
確かに、この方式だったら、献血好きの
自分は、子供の将来の転ばぬ先の杖と
して、かなり頑張ってやるだろうなぁ・・(爆)●~*

記事からは、「親1人4リットル」なのか?
「両親2人で合わせて4リットル」でも
いいのか?その辺の細かい事は書いて
いなかったのだが、仮に

「親1人で4リットル」

でないといけないという事であるならば、
そもそも中国では「1回400ml」の
献血をすると6ヶ月献血(日本では
12週間)ができないのだそうだ・・。

そのため最低ラインの「親1人で
4リットル」を献血するには、単純計算
で「5年」かかるわけで、なんと、
子供が小学生のうちからやらないと
いけなくなる・・(爆)●~*
まるで、日本でいうお受験の準備を
親が献血で5年前からやるみたいな
感じだ・・(^-^;(笑)

他の中国の宝鶏(ほうけい)市の条例
では、「自動車免許」、「結婚証」、
「大学入学許可証」をもらうには、
献血が義務づけになっているそうで、
献血をしないと手続きをしてくれない
のだそうだ(笑)

そもそもの問題として、中国ではなぜ
こんなにも献血が少ないのか?

その理由の1つとして、役人が献血
で集めた血液を不正に転売すると
いうことらしい・・。さらに

ファイル 2349-2.jpg
【献血促進キャンペーンのキャラクター】

が、「血管人間」という事で、怖くて
不評だそうで余計にやる人がいなく
なっているそうだ・・(爆)●~*

こりゃ・・グロ過ぎて、かなり怖いわな・・(-_-;)
しかし、どんな奴が、こんなレベルの
デザインを発想して、どんな奴らが許可
をしたのか?顔を見てみたいわ!(爆)●~*

さらに献血の記念品が有名菓子のパクリ
だったりして善意をも踏みにじる行為

が多発、不信感は満載なのだそうだ・・(^-^;

チャイナクオリティー・・
自国でもフルスロットル・・
恐るべしである・・_| ̄|○(笑)