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ますますわからなくなった小保方氏の会見

STAP細胞の論文問題で、小保方晴子氏が
大阪市内のホテルで記者会見を行った・・。

知れば知る程、正直、どうしてこのレベルの
方がリーダーだったのか?ますますわからなく
なった・・(^-^;

そして、個人的にはせっかくの反論の場で
あり、できるだけ多くの情報を出し証明を
できる機会だったのに、ほとんどが証明
されなかった事が非常に残念だった・・。

例えば、小保方氏以外が成功できていない云々
の事は、間違いなく聞かれる所ですから、検証
に成功した方がいらっしゃるというのなら、
きちんと発表できる体制にしておく・・と
いうか、普通は論文に第三者の証明として、
その他の成功者として成功例が記載されても
良い位な訳ですから、その成功した方の名前
を出せない・・というのは、こんな有利な情報
を隠す形になり非常にもったいない・・(>_<)

さらにビックリしたのが

【200回の成功】・・(^-^;

巷で笑われている通り、200回成功している
ならば、普通に考えて、STAP細胞を作るのに
最低でも一週間とおっしゃっていましたから、

「毎週作っていたとしても4年かかる」

という事・・(笑)
その上、200回成功しているのに研究データの
ノートは4~5冊しかないというのも単純に
ビックリ・・(^-^;(笑)
この辺の詳しい事はテレビでやっていたが、
本来、ノートが今何冊あるのか?わからない
という科学者はまずいないそうだ・・(^-^;
また実験ノートと実験手順を自分だけでなく、
第三者が明確に分かるようにまとめる・・と
いうのが基本であり、自分のやってきたこと
を正しく伝えるために実験ノートがあるという
ポジション・・。

よって、小保方氏が言っていた

「実験ノートを第三者的な観点から記述して
 いなかったところは反省するところ」

というのも、めちゃくちゃおかしいってこと
らしい・・しかも、理研に確認してもらう事
も、提出もしていないということになる
らしく、そんなガバナンスもありえない
らしい・・(笑)

それにして、普通レベルで、実験ノートの
書き方として日付が入っているそして
作業日当日に記入する、そして各ページ
に年月日証明(記録者&確認者)、また
黒または青のボールペンで記入、余白部分
が生じないように詰めて記入・・最低でも
この要素だけでも実験ノートの基本中の
基本作法だそうだ。

その上で、世界に発表する論文の場合はもっと
厳しいルールがあると言う・・。
例えば余白ができれば、その余白は終了線
みたいなもので打ち消しそこで自分のサイン
そして確認書のサインをもらう・・写真が
あれば写真に割印をして年月日を打つ、
もっと厳しいところは、その画像の上に
透明なフィルムを貼って完全に書き換え
られないようにするのだそうだ・・。
すごい・・(◎_◎;

間違えた箇所があれば、帳簿の訂正のように
二本線の赤で訂正し、その上に赤文字で
修正し、そして修正した年月日と修正した
人間のサインをする・・。
この位の丁寧さで普通は実験ノートを証拠
として残して第三者が検証できるように
しておく・・。

その本物の実験ノートを持参してくれば
まだ信憑性のある証明でもあるのに、
こちらも用意されていない。
その証拠である実験ノートが他人に
見せられない、もしくは第三者の読めない
状態ということがそれは実験ノートでは
無いそうだ・・。

で、ここで沸々と、この実験ノートも無い
ような状態で、よくネイチャー論文を出す
結論になった理研のガバナンス能力も
ますます分からない・・。

また昨今の企業におけるパソコンの厳重
管理さを考えると、こうした世界的な研究を、
理研のパソコンでなく、自分のパソコンを
使わせていたこと自体も、科学者目線で
見ると、本当におかしなことだらけ
らしい・・(^-^;(笑)

また、小保方氏は、

「研究室ではES細胞の培養はしていなかった。混入は起こりえない」

と言っていたが、ではなぜ彼女以外の人に再現
ができないのか?は、やはり「コツがある」
というレベルであり、まともに説明できて
いない・・。
結局は科学者的には何も証明していないのと
同じ・・というのは素人にも感じた・・。
で、最初に書いたように、知れば知る程、
どうしてこんなレベルの方がリーダーだった
のか?どんどんとわからなくなるので
ある・・(笑)

もう、こうなったら、どこででもSTAP細胞の
実験は公開して下さるとおっしゃっていた
ので、201回目を色々な科学者同席の元、
公開でやればいいと思う・・ここまで色々な
情報が邪魔してしまうようになってしまった
からには、それが一番簡単な証明方法で
ある・・。

STAP細胞があるのか無いのか?
そこが一番大事なのだから・・。