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非常に残念な日本のお酒を売る人たち

先日、山梨に日帰りバスツアーに行った
のだが、その中に日本酒の酒蔵と、
ワインのシャトーが組み込まれていた。

日本酒は【笹一酒蔵】だったので、美味い!
と有名な

【美山錦の袋つるし・さ々一】

をゲットしようと、楽しみにしていた。
でも、所詮はバスツアーの客とバカに
されているんだろうな・・。

この日本酒がわかる人間が売り場に
いない!(>_<)

そもそも作っているか?今年の分は
売り切れたりしているのか?など、
何一つわからないのだ・・(-_-;)(笑)
これは非常に残念ですよね・・。
試飲を勧められても、大衆向けの
安い酒ばかり・・。
そんなレベルの日本酒は、別にこんな
所で重い思いをして買わなくとも、
どこでも買える・・。
色々と日本酒の事を聞きたくとも、ただ
目先の観光客に、ただ酒を売り込む
売り子さんだらけで、詳しい人が
いないんじゃ、こんな酒蔵に用はない・・。
残念だよな・・(-_-;)

で、2つ目はワインで【シャトー勝沼】。
建物の裏に葡萄畑があったので、
ちょっと覗いてみると、ワイン用の
葡萄などひとつもなく、全面に
普通の葡萄・・_| ̄|○
単に、別な人が普通の葡萄を栽培して
いるのか?わざとカムフラージュして
騙しているのか?こんなに日本人が
ワインを好きになってきているのに、
当の日本のシャトーは全く本気でない・・。
すごい市場なのに、もう残念すぎる・・(>_<)

【無添加 赤わいん】

のラベルを見てみると、

【輸入葡萄果汁+国産葡萄果汁使用】

と、海外のバルクワインに水とアルコール
を加えた典型的な国産ワインなのに、
1877年から本格的なワイン醸造の歴史
を歩み・・って恥ずかしげも無く書ける
厚顔無恥・・。
こうした背景には、

【輸入されたブドウを使っても、ブレンド
 されたものでも、最終的に日本国内で
 加工されたものならば国産という表記
 になる】

という純粋な国産ワインと、加工された
ワインが「国産ワイン」と同じ扱いになる
という国内のワインの残念で酷すぎる
基準がある・・。

とはいえ、法律がどうであれ、シャトーが
本気なら、自分たちの意識で充分に
変われるはずである・・。

だから、5000円するワインには少しは
期待したい・・。

という事で、5000円するワインの試飲は、
お願いすると出来るのだが、ワイングラス
ではなく、安ワインの試飲と一緒のまるで

【薬のキャップ】

みたいなのに注がれる・・_| ̄|○
ワインはグラスで大きく味が変わるのに、
そんな事も考えず、美味しく飲んでもらう
努力もしないだけでなく、作り手の気持ち
すら全く汲み取っていないんだろうなぁ・・
と感じてしまう・・。
しかも、赤ワインなのに、キンキンに
冷やしてある・・_| ̄|○

もうワインがかわいそうすぎる・・。
ワインへの愛も感じない・・。
作り手からの気持ちも伝わって来ない・・。
そして何よりも客を完全にバカに
している・・。

この試飲で、この5000円の赤ワインを
買うワイン好きがいるだろうか?

断言する!絶対にいない!

もう完全に終わっているシャトーで
ある・・凸(-""-)
こんな人間達が日本のお酒を売って
いるんじゃ、世界で負ける訳である・・。
当たり前だ・・_| ̄|○