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自分の事を棚に上げた上で専業主婦の年金救済特例を考える【前編】

これまた東日本大震災が発生した事で、書いては
いたが、UPする機会を逸した【年金】ネタ・・。
不思議なもので、こんな問題があったのか?と忘れて
しまう程、東日本大震災が衝撃的だったのだが、
ちょっと差別的な方向に着々と向かっている事を
再び思い出すべく、書きたいと思う・・。

この国の【年金】というのはどれだけいいかげんなのか?
国民の知らない所で、色々な事が勝手に決められ、
【特定の人間達が利益を得る】・・。

それは、会社員や公務員の妻だった専業主婦が、夫の
退職時などに年金資格の切り替えを怠り、無年金に
なってしまうという事例への救済問題・・。
民主党は、切り替え漏れの人も2年分遡って保険料を
払えば残りの未納期間も保険料を負担したとみなす
というとんでもない制度の導入を国民に内緒で勝手に
決め、立法措置を避け、厚労省の課長通達だけによって
勝手に実施していた救済策・・。
きちんと切り替えて保険料を払い続けてきた人と同額
の年金を受け取る事ができるため【不公平だ】との
指摘が出た訳だが当たり前である・・。
さらに、長妻元厚労相からの引き継ぎで細川厚労相は
全く聞いていなかったという、この部分からも、本当に
密かに誰にも知られないように長妻氏はやりたかった
みたいだな・・凸(-""-)
もう罵る気にもならない民主党の政治主導という
【方便】は、なんと都合の良いものなのだろう・・(-_-;)
大切な事は何もやらないくせに、くだらない部分は
迅速にやる・・今回もこうした【特定の人間達が
利益を得る】事が密かに進められようとしていたのは
ちょっと許し難いな・・。

しかし、そもそも、なぜこのゾーンだけ救済しなければ
ならないのか?自分にはさっぱりわからない・・。
前政権で【告知不足】だとか【ねんきん定期便不手際】
だという事も言われているが、そんなのは夫が厚生年金
から国民年金に変わる時点で、届け出を出し妻の分が
切り離され、妻の分が無くなる事は、夫がきちんと
わかる事である・・。

よって、現行の年金のルールで、

【かけていなかったのだから年金は出ません!】

で良い話・・なのに、このゾーンだけは例外で、上記の
政策は凍結されたが、新たに出て来た救済策でも

【今までの未納の分を払う事を特例で認める】
【払えなかった人間ももらう年金額は減額はされるが
 年金資格は受けられる】

という身勝手極まりないとんでもない救済法案・・。
悪いが、自分たちも、従業員でいて、店を持って独立した
場合、厚生年金から国民年金に変わるが、特に催促も
されないので、放っていたという人間が多数いる・・。
でも、それは【自己責任】という事で突き放され、
救済されるなんて話は出ても来ない・・。

【後編】につづくぅぅぅ