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アメリカ・タワーレコードが破たん

「米CD・レコード販売大手「タワーレコード」を経営するMTS
(カリフォルニア州サクラメント)が米連邦破産法第11章(日本の
 民事再生法に相当)の適用を米デラウェア州の連邦破産裁判所に
 申請し、経営破たんした事が8月22日わかった。タワーレコードは
 全米20州で89店舗を展開。2004年2月に経営破たんし、再建を
 目指していたが、インターネットによる音楽配信や大手小売業との
 競合で業績が低迷し、2度目の破たんを迫られた。今後、金融機関
 から8500万ドルの事業再生融資を受けて営業を継続しながら
 2か月以内に身売り先を探す方針だ。」

個人的には結構衝撃的なニュース・・。
日本のタワーレコードは2002年にMTSから独立しており影響は
受けないとしているが、日本も「インターネットによる音楽配信」
の圧迫は相当なものだろう・・。
アップルコンピュータの携帯型デジタル音楽プレーヤー
「iPod(アイポッド)」の登場がひとつの企業を倒産させる。
しかもアップルコンピュータも一度は倒産しかけた会社
なのだから皮肉なものだ・・。
個人的には出掛けるときに音楽はいらない派なので、その
流行の「携帯型デジタル音楽プレーヤー」なるものを持って
いないので、音楽配信&MP3は特に興味なし。
時代遅れなのかもしれないが、店が25連奏CDチェンジャー
なのも手伝い、もっぱら

「CD派」

だ。(笑)その「CD派」にとっては、タワーレコードはHMVとは
違い、パンク&ヘビメタ&インディーズという普通の店では
扱わない、扱いの少ない「コアな部分」に強く、常にパンク
&ヘビメタ各10枚のアルバムが試聴できる。
よって、個人的には良くお世話になる。
さらには店で流す静かな音楽CDのチョイスもやはりタワー
レコード・・当たり前だが、海外のタワーレコードは行った
事がないので、良く知らないが「コア」な所に手を抜かない
日本のタワーレコードは倒産しないようがんばって欲しい。