■第86回〜第90回■
ZELDA「ZELDA」
第86回目のお気に入りのMUSIC DISKは「ZELDA」だ。今現在、日本に出現した女性バンドで、個人的に史上最強としているのがこの「ZELDA」だ。しかも、初期の1st&2ndアルバムあたりのゼルダはメチャクチャかっこいい!このアルバムもインディーズのゼルダのイメージはある程度守られたデビューアルバムだと思う。モモヨがプロデューサーだったというのもあるのだろうが・・。しかし、このアルバム、メンバーに言わすと、大人に無茶苦茶にされたアルバム、屈辱のアルバムなんだと思う。Vo.の高橋佐代子などは「詩が分かりにくいからもっと簡単にしろ」「ヴォ−カルを何曲か別のコにしよう」「他人の詩を歌う屈辱」と「大人達が勝手になにかいってる!」という敵対心ばかり強く感じていたと後になって話している。ジャケットの写真などはどの写真もゼルダっぽくない。勝手にイメージされ、勝手に作られた写真なんだろう。本人達が誰が誰だかわからない位の化粧をさせられてひどいものばかりだ。先に紹介している2ndアルバムの「CARNAVAL(カルナヴァル)」などで大きく幅が広がった所をみると、1stはゼルダというデビューさせてやる!という甘い誘いに子供達が乗ったが大人達に強制的に「こうしろ!ああしろ!」という環境の中で作った閉ざさ流されたアルバムだったのだろうと推測する。でも当時の雰囲気はモモヨによって守られたのか、自分たちで最低限は守ったのか、良いアルバムなのは確かだ。2ndで初期のゼルダは完成したと思っている私にとっては、その2ndへつながる布石の曲もあり高い評価なのだ。(2005. 08.20〜09.22掲載)

Avenged Sevenfold「City Of Evil」
第87回目のお気に入りのMUSIC DISKはアメリカ発のメタルバンド「アヴェンジド・セヴンフォールド」のメジャー・デビュー・アルバム「City Of Evil」。曲の展開はいわゆるメロコア主体のようだが、演奏はバリバリの疾走感あふれるメタル!(笑)リフやコーラスやハーモニーもあり、もちろんどこかパンキッシュな感じも漂う。なんと言うか要するに色々な要素が<ごちゃ混ぜ>&<各方面のイイ所取り>という事だ。(笑)ドラムはそれなりに高速、ギターもそれなりに高速でかなり弾きまくっていて痺れます!これならギター小僧にもGoodで満足行く内容だろう。(゚-゚)b メタル的には捨て曲は無いが、個人的にはバラードはいらないかな。それと後半ちょっと長めの曲が連続するのだが、意味無く長いとも感じるのでもう少し短くまとめてもよろしいかと・・聞いている側(個人的に)はかなり退屈になる・・・(^-^;。もちろん演奏している側は<自己陶酔>の時間なんだろうけど・・(笑)でも全体的にはかなりイイ!しかし、バンド名は1回じゃ覚えられないぞ!なんとかしてくれ!(爆)●〜*(2005. 09.21〜11.02掲載)


ARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」
第88回目のお気に入りのMUSIC DISKはマイケル・アモットが率いる、スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンド「アーク・エネミー」6枚目のアルバム「DOOMSDAY MACHINE」だ。前作のBURNが高得点をつけた「ANTEMS OF REBELLIN」はリズム隊の2人にスポット・ライトを当てたアルバム的な感じでアモット兄弟は何かしたのか?ギター・リフ押して押して押しまくるだけだったのでは?と悲しくなるほど存在感が無く、個人的にはガッカリだった・・が、今回は色々な意味で言いアルバムだ。実際、マイケル・アモットが曲作りの面で少し煮詰まっていることは感じていたので、さほど期待はしていなかった。だから曲を作った事がある人は気付いていると思うが、ハッキリ言って、このアルバムはギターソロからできあがったアルバムだと思う。曲自体がソロが先に出来て、それに取って付けたような曲が多いからだ。こんな所からもやはりアモット兄弟のギターバンドなんだという事がひしひしと感じる。曲だけを聞いたらいわゆる「メロディーメーカー」だなぁ〜と感じる曲は申し訳ないがひとつもない。でも、このバンドの場合、アモット兄弟の鳴きの音色のギターファンが多いわけだからこれで良いのだと思う。(笑)それにこんなにギターが目立っちゃって!とも思うが、クリストファー・アモットが参加するものとしてはこれで最後だから、それもこれで良いのだ!(笑)とにかくこの独創性のあるギターは天下一品!このアルバムで脱退する事が決まっているクリストファー・アモットの替わりに誰が入るのか?はわからないが、ここまでレベルの高い感覚に見合う人間がいるかどうかマイケル・アモットは難しい選択を迫られるだろうなぁ・・。その反面、かわいそうなのはボーカルのアンジェラ・ゴソウだ。アモット兄弟のギターが目立ちすぎて、4枚目の時に「これが、女??」とぶっとんだはずの強烈なインパクトだった「デス声」の存在が前作あたりのアルバムから「無い」&「単調」なのだ。さらに「希薄」というか?こちらが慣れてしまったというか?とにかく最近は存在感が無いのだ。この部分はそろそろ何か手を打つ必要があるだろう。(2005. 11.02〜12.06掲載)


LAUGHIN' NOSE「PUSSY FOR SALE」
第89回目のお気に入りのMUSIC DISKは80年代の日本でパンクムーヴメントを支え、当時、いわゆる「売れ線狙い」に変わったか?と思わせるほど変貌をした「ラフィン・ノーズ」のインディーズでの初アルバム「PUSSY FOR SALE」だ。このアルバムを出す前にオムニバス「ハードコア不法集会」で、先に「I CAN'T TRUST A WOMAN」を発表していたので、その布石は打たれていたが、当時のただガツンガツンやっていた「ハードコアパンク」に「POP&メロディアス」の一石を投じたのはでかい。実際には今でいう「メロコア」の最初の段階を80年代にやっていた。現在の時代で言うと、現在の市場を席巻しているパンクは紛れもなく「メロコア」だ。このほぼ「メロコア」オンリーの市場に別な世界を投じ、投じて売れなかったというショボいものではなく、その投じたものが後になって影響を多大に与えたという程の事だという位のレベルの衝撃だったのだ。これの前にAAレコードから1stEPを出していたが、お決まりのディストーションでボーカルを歪ませている、ハードコア満載の中に、名曲とされた「GET THE GLORY」というOiパンクが混在するというよくわからないバンドだった。そのバンドが、こうしてきちんと方向性を示したという事は、バンドとしての迷いが消えたのだろう。ちなみに当時全然おもしろくもない曲のひとつ「GET THE GLORY」がなんであんなに人気があるのか?今でも80年代パンクの謎のひとつである。(2005. 12.06〜2006.01.09掲載)


THE WILLARD「GOOD EVENING WONDERFUL FIEND」
第90回目のお気に入りのMUSIC DISKは「ラフィン・ノーズ」と同じく80年代の日本でパンクムーヴメントを支えた「ウイラード」のインディーズでの初アルバム「GOOD EVENING WONDERFUL FIEND」だ。個人的にはハードコアが好きだった自分だが、この「ウイラード」は評価していた。やはり醍醐味は先の読めないわくわくする楽曲の展開&センスなどは、他のバンドより突出していた。ただひとつの難点はライブでのJUN(Vo)が歌が下手な事(笑)なぜかこれの2つ前に出た「OUTLAW」あたりから「海賊」のイメージに変わって来た。こればかりは今でも個人的には意味において「謎」である(笑)でもウィラードと言えばこの感じとさせたのはこのアルバムだと思う。そして「パンクロック」の一言でまとめられない楽曲を作り出し、「ウイラード」はここがピークだった。デビューしてからの楽曲は悪いがこのアルバムの楽曲を超えるものは未だにない。現在までの「ウイラード」をみる限りでは、このアルバムが一番の頂点のアルバムと言えるであろう。(2006. 01.09〜02.16掲載)


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