■第66回〜第70回■
THE MODS「FIGHT OR FLIGHT」
第66回目のお気に入りMUSIC DISKは、THE MODSの1stアルバム「FIGHT OR FLIGHT」です。いわゆる、マイナー時代の集大成といった感じです。1981年6月に発売されましたが、初回プレス特典としてデビューのきっかけとなった映画「狂い咲きサンダーロード」で使用された「うるさい」「SHONBEN」の2曲入りソノシートが付けられました。この頃、インディーズではパンクが第二次ブームでしたが、ディストーションで大きく歪ませた音のバンドが多かった中、シンプルな音で訴えるパンクバンドでは秀でていました。実際、聴いてみるとわかるのですが、Vo.の森山達也はパンクの声ではないのです。しかし、不思議とパンクが違和感ないのです。当時のクラッシュのジョー・ストラマーを真似たステージングや雄叫びは結構嫌いですが(笑)、このアルバムの内容はGood!(2003.9.20〜10.20掲載)

THE STALIN「虫」
第67回目のお気に入りMUSIC DISKは、THE STALINのメジャーの2ndアルバム「虫」です。1stアルバムの「STOP JAP」ではインディーズのアルバム「trash」の流れをくんでいましたが、このアルバムはメジャーのアルバムの中では速さと共にパンク色が強くなったアルバムです。正直、簡単に作られていてひねりもない内容なのですが、カッコイイです。しかし、このアルバムを境に、「遅い・THE STALIN」色が強くなってゆきます。事実上、岐路ととなった作品なんでしょうね。きっと・・。ピクチャーディスクも、ジャケ構成も内容も二重丸!パンクの作品としては名作と言われる作品のひとつです。(2003.10.20〜11.21掲載

オムニバス「10Pianists」
第68回目のお気に入りMUSIC DISKは「10人のピアニスト」です。文字通り、西村由紀江、国府弘子、中村由利子、島健、妹尾武、榊原大、村松健、藤原いくろう、遠野篤史、木住野佳子の10人のピアニストが2曲ずつ披露しております。しかも、オリジナル曲で!バラットからボサノバまでジャンルは多彩です。夜でも朝でも昼でも、どのシーンにもマッチする内容です。また、ピアノひとつで演奏者によって、こんなにも変わるのか!!とびっくりします。クラッシックは速くなったり遅くなったりの中で表現をしますので、どうも落ち着かない曲が多いのですが、このオムニバスは昨今の「癒し&ヒーリング」の枠では収まりきらない内容です。(2003.11.21〜12.23掲載)

AUTO MOD「REQUIEM〜滅びゆく時代へのレクイエム」
第69回目のお気に入りMUSIC DISKは「REQUIEM(レクイエム)」です。2000枚限定で発売された記念すべきオートモッドの1stアルバム。でも、スタジオ録音でなく、ライブ盤!とは言うものの、コーラス、SEを後から加えるなど、通常のライブアルバムと、ちょっと違うらしい。しかし、特筆すべきは、この時のメンツがすごい!(Vo)ジュネ、(B)渡辺貢→のちにPERSONZのベース、(G)布袋寅泰→当時BOφWYのギター、(Dr)高橋マコト→当時BOφWYのドラムス!と、とてもこの暗い退廃的な音楽をやるメンツではないのに、やっているのがすごい!やはり、布袋のギターはここでも光っているのでした。布袋のコーラスは怪しげなのでBOφWYよりもここでの方が似合っていますね(笑)(2003.12.23〜2004.01.24掲載)

MADME EDWARDA「ヒステリックな侯爵夫人」
第70回目のお気に入りMUSIC DISKは1980年代ポジティヴ・パンクの雄、マダム・エドワルダの「ヒステリックな侯爵夫人」です。バンド名はジョルジュ・バタイユの小説からつけられたのは有名な話。歌はヘタですが(笑)それはインディーズという事で許して頂く事にして・・・。内容は独自色と方向性は強く、なかなか質の高いアルバムです。当時、一世を風靡した「ポジティヴ・パンク」という言葉が、SODOM、AUTO MODと共に、個人的には一番似合っていたと思います。その他の「ポジティヴ・パンク」バンドはパンク色というものが感じられなかったですからね。言葉の方も大切にしており、訳わからない言葉を並べて意味不明の「ポジティヴ・パンク」バンドとは、圧倒的な差なのです。(2004.01.24〜 03.05 掲載)

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