記事一覧

日本初・女子プロ野球選手誕生!

ファイル 1214-2.jpg

【関西独立リーグ】の【神戸9クルーズ】が11月16日の
ドラフト会議で吉田えり(16・神奈川県立川崎北高2年)
さんを7位で指名、女子のみのプロ野球リーグ(1950年
〜1952年)の時代があったらしいが、今回のように
男子選手と一緒にプレーする国内初の女子プロ野球選手
が誕生した・・。でも、

【え?プロ野球??】

と首を傾げた。
しかも、関西独立リーグ??神戸9クルーズ??
というように、日本にはプロ野球と呼ばれるものは
【日本野球機構】が運営する【セントラル・リーグ】、
【パシフィック・リーグ】の2つかと思っていたら、
なんと、別に【独立リーグ】というのがあって、

○四国・九州アイランドリーグ
○ベースボール・チャレンジ・リーグ
○関西独立リーグ(来年4月開幕予定の新しいリーグ)

という3つがあるそうな・・知らなかった・・_| ̄|○
で、その【関西独立リーグ】の中に

○神戸9クルーズ
○大阪ゴールドビリケーンズ
○紀州レンジャーズ
○明石レンドソルジャーズ

の4つの球団があり、今回、吉田さんを指名したのが、
その中ひとつ【神戸9クルーズ】。

まあ、得意の下衆の勘繰りならば、今回に関して言えば、
恐らく来年4月開幕予定のプロ野球である【関西独立リーグ】
のPRのために利用している思われますが・・(笑)
この吉田さんの年俸は、

【180万円(9ヶ月契約・月20万、オフシーズンは無給)】

これをふまえると、なんたって、各チャンネル、どこでも
やっていましたから【神戸9クルーズ】の知名度UPとしての
広告費を考えれば180万円で各チャンネルに広告が打てた
事になる。さらに、今後起こりえるデビュー戦報道や、
しばらくは登板した時の報道をされる事を考えれば、
180万円は破格の値段・・(笑)
でも、素直に前向きに考えれば、あまりにも閉鎖されている
女子野球選手への門戸の開放という事では高く評価したい。
さらに、都筑区在住とな!ますます身近・・(^^*)

で、ニュースでやっていた吉田さんの投球フォームを見た。
アンダースローとサイドスローの中間で、【ナックル】が
一番変化する投球フォームを考えたらこうなったと話していた。
メジャーリーグでも【ナックル】を駆使する投手はいる。
しかし、吉田さんとはちょっと環境が違う。
吉田さんの【ナックル】は球速が【約80km】、ストレートの
球速が【100km〜110km】と中学男子の平凡なもしくは、
ちょっと中学生でも遅い球速の投手並・・そう・・【ナックル】
とストレートとの球速にあまり差がないのだ。
男の場合はストレートの球速が【130km〜150km】の範囲
あたりなので、超スローになる【ナックル】やフォークが生きる。
シーズン開始までに、吉田さんのストレートの球速が120km
以上になれば、相当【ナックル】が生きる。
それと、気になったのが、投げた瞬間から、腕を最後まで
振り切る所まで、ヒトデのように指が全部開いているため、
完全に【ナックル】を投げた事がわかってしまう。
トライアウトは1回を投げきれば良かったから見破られなくとも、
リーグが始まったら長丁場なので、投球フォーム&その他の
研究がなされてしまう。で、研究されてしまうと【ナックル】
はできるだけ見逃す作戦や、ファールにして【ナックル】を
殺す作戦をとられて、打ち頃であるストレートが来るのを
じっくり待たれてしまう・・。
あのレッドソックスの松坂率いる【横浜高校 vs PL学園】
という夏の甲子園・準決勝で、途中からPL学園は松坂が
ストレートを投げる時に、キャッチャーが速い球が来るからと
ストレート用に座り直す事で、球種を見抜いていた。
高校野球レベルでも、そうした高度な目を持っていますからね。
それと、体全体で投げてくる投球フォームではなく、まだ
腕投げで遠心力に頼っている投球フォームなのも気になる。
今後、球速が速くなるにつれ故障する可能性も高い。
でも、投球フォームが修正できて、ストレートとナックルが
区別つかないように投げるフォームに修正できれば、かなり
打たれなくなるはず・・。

目標は水島新司氏の漫画【野球狂の詩】で、揺れながら落ちる
ドリームボールを武器に活躍した女性投手【水原勇気】だそうだ。
吉田さんが駆使する【ナックル】も【魔球】としてマンガの中
のように打者を翻弄する事ができるのか?
155cmの小さな体の中には無限の【夢】が詰まっている・・。