| 「年末年始」 |
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| そして忘れちゃいけないのが、テレビの特番である。これもなんで年末の忙しいときに見たい番組ばかり長時間やるのか、これによって間違いなく掃除の時間は削られ、忙しさは加速しているといえる。紅白歌合戦なんか毎年見ているのだから見なくでもいいようなものだが、結局は蕎麦をすすりながら、みかんをむきながら見てしまうのだ。紅白を見、行く年来る年を見、おせち料理のにおいをかぎながら、テレビ放送で鐘の音を聞く。新年に変わると同時に部屋の御札を張り替える。まったくいつもの光景であり、多分これからも変わらないものである。 お正月は寝坊し放題。これはなんともいえないいいものである。前日から仕込んであるおせちを食べる。そういえばこのところおせちを不平不満なく食べるようになった。小さい頃はこんな異常に味が濃くて腹にたまらないものばかり食べられるものかと思っていたのがウソのようだ。届いた年賀状を見る、実家にあいさつに行く。家族総出で近所の神社へお参りをする。親戚が集まり、夕食会を行う。いろいろなことがあるんだけれどすべてがスローに動いている。 実に日本的な光景だと思う。古臭い光景だという意見も甘んじて受けよう。でも何もかもが変化していく昨今、変わらないものがあるというのは貴重であり、うれしい気がする。この変わらない光景、時間の流れ方をこれからも大事にしていきたい。だってこれが日本人の生活だから、自分は日本人だから、そしてこれからも日本人だから・・・。 |
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作:shun | |